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大切な親友 と 愛する人へ
この手紙を読んでると言うことは、俺は既に出国した後ということ。
二人とも、元気か?
きっと、この手紙を読んで大泣きしてる奴が1人いるんだろうな。
目を瞑ると思い浮かべれるよ。
顔も見せずに、黙って嘘ついて出国してごめん。ただ、俺もお前の顔見たら泣いてしまいそうで、それだけは避けたかった。
許してくれ。な?
それと、もうひとつ。
コレは、ヒチョルも知らないこと。
二人に嘘をついてることがひとつある。
さすがに、ヒチョルも怒るかな?
もし、怒って手が付かないようになるなら、先に謝っておくよ。
ごめんな。
俺が二人に嘘をついてること。
それは……
俺が2年いない。ってこと。
本当は分からないんだ。
本当に2年かもしれないし、もっと延びるかも…
ひょっとしたら、ずっとかもしれない。
2年後に必ず帰るって言ったのに。
ごめんな?
こんな形で会うこともままならない状態になるなんて…。
もしも、戻ったとき、お前はいままでみたいに、また俺を おっぱ って呼んでくれるかな?
なんて…
ヒチョルに怒られるかな?
また、叶うならお前を抱き締めてやりたい。
駄目だな。まだ、お前を好きでいる気持ちが捨てられないみたいだよ。こんなにも、際限がないなんてな……
すまない。忘れて。
ヒチョルも、この手紙を読んでるんだろ?
書いた通り、まだ好きな気持ちは捨てられない。消えないんだよ。
消したくても、手放したくても。
隙さえあれば、泣いてでも、嫌がっても、叫んでも…奪い去りたくなる。
俺がいない間に、もっと強くその手を掴んでおくんだよ。
決して離すな。
不幸にするな。
幸せにしてやれ。いいな。
約束、破るなよ。
それじゃ。
いってきます。
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所々、泣き虫ジョンスの涙の滲んだ痕がある手紙。
「なんだよ。今生の別れみたいな手紙。会おうと思えば、会えるじゃねーかよ。」
「ヒチョル…」
震える手で、肩を抱く手に手紙を持つ手。
どちらにも力が入った。
「俺が、俺たちが会いに行けばいいじゃねーかよ。ここが、ジョンスが帰る場所なんだから。帰ったときは、ここに帰ればいいんだよ。それを…」
言葉にならなかった。
アイツは、ジョンスは。
本気だったってこと。酷く胸に刺さるほど。気づかないところで、アイツはアイツなりにコイツの気を引きたくて、でも叶わなくて…
それでも、優しさを捨てなかった。
俺がコイツを好きだということも、ジョンスに教えられた。
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