おはようございます♪


松岡美術館の続きです。


もう一つの楽しい展示。


それは

「唐三彩」


古代、唐の時代では

人間は死後、

新しい生活を始めると信じられ、

貴人たちの死後は


生前愛した馬や、

牛、

ラクダ、

従者など

豪華で精密なフィギュアを製作したものを

墓に入れました。




そして、


馬なんです💕


どれも

7-8世紀のものです。


割と大きくて

全体像がバランス良く撮れないのですが、

このお馬さん、白い毛です。

そして前髪がぱっつんに真っ直ぐカットされています。

豊かなたてがみは綺麗に整えられ

しっぽはおそらく編んでいます。


馬具の装飾も美しいです。


そしてこちらのお馬さん。

こちらは

前髪が

ちょんまげのように

扇形に結っています。

そして尻尾も編んでいます。



他にも、前髪が斜めに

カッコよく流しているのもいて、


とにかく

おしゃれで可愛いです。


7世紀から8世紀です。

こうやって、昔から馬は人間とともに、

いてくれているのですね。

もちろん高貴な人に愛された馬もいれば

馬耕でお仕事をしたり、

戦で命を落としたり、

さまざまな馬が昔から人間とともに🥹



現代も馬のたてがみを編んだりおめかしさせますが

昔からそうなんですね😊


そして

↓このようなイベントがありました。

もう投票は終わっていましたが、

三彩馬のフィギュア、どれが好きかの投票です!

その名も松岡ダービー。

各お馬さんの写真の下に

赤いシールが貼ってあるのが

見えるでしょうか?

これは投票結果です。

どのお馬さんが人気だったかわかると

思います😊



このような展示が楽しめた

松岡美術館でした。


最後に、

創始者の松岡清次郎さんの言葉を書きます。


「人はどんなに偉くなっても、やがて忘れられる。

そこへいくと、古代の第一級の美術品はずっと後世に残る。

自分が集めたものを、未来の人々に鑑賞してもらう。これが私の夢ですよ」


これを読んだとき、

涙が出ましたわたし。


以上、松岡美術館レポでした。