暖冬とはいえ、12月も中旬になるとバイクに乗るのが億劫となってきました。
※早朝にバイクに乗るのが習慣なので、寒さが身に沁みます。
そこでこれを機にタイヤ交換&その他メンテナンスを行い、春に一気に長距離ツーリングに出かける準備を進めることにしました。
実は今年の4月にバイクに乗ることに復活してから気になるのは、街中の交差点をスムーズに曲がれなくなったことです。最初は「約4年間のブランクの為か…」と思いましたが、乗り込んでも余り状況が改善せず気持ち良く走れないので、まずは車体の状態をリセットして状況を再判断することにしました。
現在の走行距離は66,365Kmですが前回フロントタイヤを交換したのは55,420Km、リヤタイヤは58,440で交換した記録が残っています。リヤタイヤの摩耗のほうが顕著ですが使用履歴としてはフロントタイヤのほうが長期に使用しています。
フロントタイヤの中央は溝深さは2.5mm
リヤタイヤの中央は溝深さは1.5mm
リヤタイヤのサイドは溝深さは3mm
フロントタイヤはまだまだ使えそうな溝が残っていますが、今まで前後タイヤを同時に変えたことがなく(それぞれの寿命が来た時点で交換、僕の経験ではリヤタイヤの寿命が短い…)、今回は同時に交換してハンドリングどう変わるか確認します。
また前後のタイヤともサイドのヒゲが残っています。茨城県内の平地のツーリングメインの使用だとタイヤのサイドをほぼ使うことなく寿命を迎えてしまうようです。
今まで装着していたタイヤはブリヂストンのBT45ですが、今回はその後継タイヤであるBT45を装着します。先週末にバイクさんに注文しましたが、一昨日入荷した連絡があったのでタイヤを外してバイク屋さんに持っていくことにしました。
※多少工賃が安価になるのと、これを機にフロントフォークのオイルを交換することにします。
メンテ着手前のバイクです。周りのが散らかっているのはご容赦ください。
まずはフロントタイヤをリフトアップしています。
バイクに古毛布を掛け、タンク周囲を養生します。
バックミラーはメンテに邪魔になりそうなので外します。
フロントブレーキの左側のキャリパーを外します。外したキャリパーはブレーキホースに負担が掛からないように 車体側から紐で吊るします。
同じく右側のキャリパーを外します。
この状態でフロントタイヤを外そうとしましたが・・・
フロントフォークのアクスルホルダーを外してもタイヤが床に引っ掛かって外すことができません。
仕方なくアクスルホルダーを再装着して、フロントスタンドのリフト量を多くして再度リフトアップします。
リフトアップしたタイヤに4X2の材木を噛ませアクセルホルダーを外してもすぐタイヤが落ちないようにします。
話は前後しますがスピードメータケーブルをスピードメーターギヤボックスに固定するネジが舐めていました。一瞬焦りましたが、ショックドライバーを使って緩めることができました。再利用は難しそうなので新品を手配することにします。40年前のパーツリストでは10円ですが、現在は何円になっているでしょうか・・・
※汎用のネジであればホームセンターで買ってきて済ませますが、このネジは座面側が斜めになっているので入手が難しそうです。
ここまできてやっとフロントタイヤが外れます。
次はフロントフォークを外します。まずは左側から・・・
同じように右のフロントフォークを外します。ちなみにフロントフォークのトップボルトは単体では緩めにくいので事前に緩めてあります。
ここでちょっとしたトラブル発生・・・
フロントタイヤのリフト量を増やしたのでリヤタイヤが床に接地し、リヤタイヤが外せません。
以前フロントタイヤを外した時は、リヤタイヤを交換する必要が無かったのでリヤタイヤが床に接地していることに気が付かなかった(気にしなかった)ようです。ただここまで来て後戻りできないので、まずはこの段階でフロントタイヤをバイク屋さんに持ち込み、タイヤを交換してもらいます。
交換している間にフロントフォークのメンテナンスを行い、タイヤ交換&フロント側の復元した後にリヤタイヤを外すことにします。
明日は
・外した部品の部品の清掃
・フロントフォークのオイルの交換
・バイク屋さんにタイヤ持ち込み
を行う予定です。