2022年2月12日加筆
何かと言うと、
本来ならばこれを最初に出すべきブログなのですが、
「ブランドコンセプトを考えてみた」ページを下書き修正してたら、「まぁ、これでもイイかぁ」と投稿してしまったので、順番が逆になっているワケです。
#過去にもチョイチョイありました。
#チョイチョイって何?
下書きを放置してる「あるある」ですね。
#ホントにそんなのあんのか?
これを書き始めたのが昨年の11月なので、かれこれ3か月以上は放置してあるから仕方無しです。
#仕方が無いってなんだよ
さて。
まず初めに。
ブランドとは、
お客様から連想されるイメージのこと、
簡単に言えばお客様が連想する好意的なイメージのこと。
お客様は、
商品やパッケージ、
広告、
お店の雰囲気、
店員の態度など、
さまざま な情報から、
ひとつの企業のビジネス活動全体に対してイメージを持つ。
そのイメージの全体像がブランド。
ブランドを立ち上げるというのは、すなわち商品を作るだけでなくビジネス活動全体のイメージを作り上げること。
▼単なるモノ以上になるブランド価値
商品には3つの価値がある。
ひとつは商品の材料や縫製、加工方法などの「物理的価値」。
もうひとつは、色・柄・形というデザインが優れているかどうかの「デザイン価値」。
最後は、好意や憧れの対象となる「ブランド価値」
このうち、物理的価値はモノ自体に付随する価値だから、マーケットにおいてはある程度相場ができあがっる。
大切なのは、消費者の頭の中に存在するブランド価値。これが、物理的な価値以上に商品の価値を高める。
例えば、有名なタレントのサイン。
関心がない人は 100円でも買わないけど、好きな人は10万円でも買うかもしれない。
お客様の頭の中の「好き、欲しい」という好意的なイメージが価値を決定しているから。
知名度がなく、小ロット生産で価格も高くなりがちなクリエイターの商品をお客 様に「喜んで」買ってもらうためには、自分のコンセプトを追求してブランド価値を向上するしか道はないのかもしれない。
▼ブランドを大きくすること=ファンを育てること
ブランド全体の価値は、
お客様がそれぞれ持っているブランド価値=好意的なイメージを足した総和になる。
ブランドを大きく育てるということは、
好きになってくれるお客様を増やすということ。
お客様が持つ好感度には段階があり、
例えば
「ブランドの名前を聞いたことがある」
「どんなブランドか知っている」
「どのような商品があるか知っている」
「購入したことがある」
「定期的に購入している」
「そのブランドが好き」
「熱烈なファン」
というようになっているとする。
お客様になる以前の「ブランドを知らない一般消費者」を「熱烈なファン」に育てるために何をするかを考え、実践するのが、ブランド作りではないかと。
ファンになればなるほど高価な商品でも買ってくれるし、ファンが多ければ売上げも利益も大きくなる。
ブランドを大きくするというのは、ファンを育てていくこと。
しかし、その際に勘違いしてしまうクリエイターが少なくない。
ビジネス活動全体としてのブランドを好きになってもらうのではなく、単に商品を好きになってもらうことだけを考えてしまい。商品は、ブランドを好きになってもらう材料のひとつにしか過ぎない。
ブランドを好きになってもらうというのは、好きな人に贈ったプレゼントという「モノ」を好きになってもらうのではなく、プレゼントを贈ることを通じて「自分」を好きになってもらうようなもの。
と、まぁ、サクッと。
ファンを作ろうの回でした。
#巻じゃなかったの?
次回はこの「ブランディング」の最終回。
価値を伝えるの巻。
#チャンネルはそのままっ
では。