クリスマスからサイエンスキャンプに行ってきたのでそのまとめです。
まず、愛媛までは飛行機で。空港についてから眼鏡を忘れたことに気がついて車で持ってきてもらった。あと保安検査でピーピー鳴っちゃってめちゃくちゃ恥ずかしかった。結局ベルト外して通ったら大丈夫だったからすぐに開放されたけど。
飛行機はまさかのプロペラ機だった。座席は三列の真ん中だったんだけど通路越しの隣に女子高生っぽい人がいて、行き先同じかな~と思ったけどそれ以上の根拠もないし黙ってた。結局もう片方の隣に誰も来なくて窓際がいいからそっちに移動した。
愛媛大学に到着してまずびっくりしたのは、みんな全く知らない人同士なはずなのにワイワイ騒いでること、そしてよく見ると男子が異常に少ないことだった。後で聞いた話では書類選考の作文だけで選んでるから作文が上手い女子が多くなってるとのこと。これでも意識して男子を増やしたんだと。さっき飛行機で隣だった人もやっぱり来てた。みんな凄くフレンドリーで、たちどころに何人か友達ができた。
班分けは男子が6人で班が6つだからもちろん男子一人だけ。一班に大学四年生が一人つくんだけど僕の班についた人が一番優秀みたいですごく助かった。
最初にやった実験は大腸菌に蛍光遺伝子を導入するやつ。学校でやったやつとまあ同じかな。ここでは導入するDNAを繋げるのは自分達でやったけど、基本的にはやったことあるからまああっさりうまくいった。
次にやったのは電気泳動っていって、DNAの長さを手軽に知る方法。幅1mmくらいの隙間にサンプルを入れなきゃいけなくってめちゃくちゃ難しかった。あと染色液が発がん性物質らしくて怖かった。大学生の人は目に入ったこともあるらしいけど。
この二つの実験で一日目は終わり。ホテルに移動したんだけど、なんと大学からホテルまで徒歩10分くらいなのにタクシーで移動だった。部屋はなかなかきれいで、一人部屋だった。はじめて入ったときにオートロックって気がつかなくて普通に鍵を持たずに外に出ちゃった。ものすごく恥ずかしかった。結局一日一回くらい閉じ込めちゃってなんか覚えられたっぽい。
食事はわりときちんとしたのがでたんだけど、その時に一人ずつ自己紹介する流れに。みんな知らない高校から来てて、知ってたのは桐櫻(おおいん。漢字これでよかったっけ)だけだった。何て言おうかと思って緊張したけど「孫正義とかがいた学校から来ました。ホリエモンなんて人は知りません。」って言ったのが微妙にウケてまあうまく行ったかな。
二日目はまずPCRっていって特定の範囲のDNAを手軽に大量に複製する実験。話には聞いてたけど本当に簡単な手順で複製できるし、数学の知識も軽く使われてて、科目は本来関係ないんだなと思った。
次はこの研究室の専門で、細胞を使わずにタンパク質を作る技術。通常は遺伝子を組み替えた大腸菌に作らせるんだけど、これだと培養して分離しなきゃいけないし、何より大腸菌が死ぬようなタンパク質は作れない。そこでこの方法だとごく一部を除いてDNAとアミノ酸をいれて一晩置いとけばできてるって感じ。沈殿を舞い上がらせないように注入する操作があって、めちゃくちゃ緊張した。これまでは液体を入れるときは2μLとかだったのにこのときに限って20μLもいれなきゃいけなかった。この実験で悔しかったのは、大学生の人が間違って一つ隣のチューブから試料を取っちゃったことに気がつけなかったこと。もっとしっかり見てればよかった。結局この実験は失敗した。
二日目の夜ごはんは立食パーティーだった。ごはん類はお寿司しかなかったんだけどまさかの全部ワサビ入り。仕方がないからちょっとだけあったフライドポテトをほとんど一人で食べて糖分補給した。大学生とか日本科学技術振興機構の人とかといっぱい話ができてすごく有意義だった。
ホテルに帰ってからは最終日の発表に向けてのスライド作り。班の4人ともパワーポイントの使い方習ったけど忘れたクラスタで、結局一から勉強した。なぜかほとんど一人で書くこと決めてて、女子三人からすごーいみたいな目で見られてちょっと嬉しかった(笑)。その日はまだテーマについて授業は受けたけど実験はしてなかったから定時で終了。この夜に事件が起こる。
いや別に二日遅れのクリスマスイブが来たとかいう話じゃない。まあ他のところではなんかそういうこともあったらしいけど僕はそんなこともなく寝てて、ふと目が覚めるとなぜかヒートテック一枚で寝てた。慌ててなぜか玄関前に落ちてたジャージを拾ってもう一度寝た。
翌朝起きてみると死ぬほどお腹が痛い。昨日やっぱり冷えちゃったみたい。でも休んだらあまりにももったいないし、結局一日中左手はお腹の上に固定しながら活動した。
午前中はDNAの塩基配列を決める実験。これについて発表するんだけど理屈の難易度も実験の精密さも手順の多さも機械の値段も他に比べて圧倒的に高い。この機械一億円ですよ~とか言われてびっくりした。結果をみると、手元のDNAの配列がこうもあっさり決まるのかって軽く感動した。
その後はSSH(スーパーサイエンスハイスクール) に指定されてる松山南高校を訪問した。SSHになるとかなり予算がもらえるみたいで、PCRの機械とかクリーンベンチとかがあったり、一クラス分連れて毎年中国研修に行ってたりして凄く充実してた。福岡県ではSSHの先考方法が理数オリンピックの合計点とか人海戦術が有利になる形だから明善と小倉南に取られてるけど、平均点はどう見ても附設の方が圧倒的に高いから狙えば普通に取れると思うし、本気で取りにいくべきだと思った。学校始まってから名和先生に言ってみよう。
お昼ご飯は松山南高校の人たちと交流会なんだけど、どうにも話が弾まない。なんか隣の奴が見たこともないくらい話し上手で、全部もっていかれてる感じ。お腹痛くてあんまり食べれないし結局向こうの先生とずっとしゃべってた。
帰ってからはタンパク質を分析する実験。ここでも出ました一億円。今回はなんと一億円を操縦させてもらった。田中耕一さんがノーベル賞をもらった機械で、タンパク質の分子量をきわめて正確に測る装置だった。小数点以下三桁まででてきてびっくりした。
夜ごはんはあまりにもお腹が痛くて食べれそうになかったから帰っときますって言ったら教授さんが車で送ってくれて、車の中で色々と話が聞けておもしろかった。
かえってからスライド作りなんだけど、普通に行ったら先生とかから止められるかと思って20分だけ遅れて行った。昨日と同じように内容はほとんど僕一人が考えてレイアウトは任せてた感じ。前述のように難易度が一番高い上に昨日は実験してなかったから定時では終わらなくて誰かの部屋に集まることになって、なんか流れで僕の部屋になった。慌てて片付けてから12時まで作業して寝た。あったまろうとして熱い風呂に我慢して入ってたら鼻血がでてなかなか止まらなかった。最近カルシウム不足を自覚してる。
最終日の午前中は授業だったんだけど講師の先生が僕が作文で書いた"Who am I?"ってのをえらく気に入ってたみたいで褒められた。午後はいよいよプレゼン。なんと前の班の発表には必ず質問をつけなきゃいけないっていうルールができた。だけど全く思い浮かばなくていよいよアホ質問しようかなとか思ってたら他の人が言ってくれて助かった。自分の班の発表は、マイクの使い方がよくわからんかったけどそれ以外は質問にもほとんど即答できたしうまくいった。
発表が終わるといよいよキャンプも終わり。先生と大学生に懇ろにお礼を言って帰った。坂の上の雲ミュージアムとか行こうかなと思ってたけどお腹痛いし予定より一つ早い飛行機に滑り込んだ。そこでまた保安検査のゲートが鳴っちゃったんだけど、今度はベルトを外して通るとかじゃなくて手で持つ探知機であちこち探された。そしたらゲートでは引っかからないような細かいものまでピーピー鳴って、自転車の鍵、イヤホン、SDカード、なぜか入ってた銀紙…っていう感じで何回も引っかかって係の人もまたですか…って感じだった。
飛行機の席に座ってみると、行きに隣だった人とまた二つ隣だった。離陸してからは疲れてたから割とすぐに寝た。着陸のガタンッで起きて、ぼんやりしてから最後に降りると、上の棚のところに、細長いものを包むように置いた、いかにも不審物って感じの忘れ物があって乗務員に言って普通に降りたら、途中で警察っぽい人が無線で、「お客様からのお申し出ですね。わかりました。すぐ行きます。」 って言って走っていってた。
全体を通して、高校生としてはなかなかできないような実験をたくさんさせてもらって、なかなか聞けないような話をたくさん聞かせてもらって、日本中から集まった人たちと話をして、すごく有意義だった。あと、方言なんていつでも外せると思ってたけど意外と口から出ちゃうのね。思わず「なんしようと?」なんて言ったら「え?」なんて聞き直された。
同じ人が二回選ばれることはまずないらしいからもうサイエンスキャンプに行くことはないだろうけど、選考に受かって本当に良かったと思う。
まず、愛媛までは飛行機で。空港についてから眼鏡を忘れたことに気がついて車で持ってきてもらった。あと保安検査でピーピー鳴っちゃってめちゃくちゃ恥ずかしかった。結局ベルト外して通ったら大丈夫だったからすぐに開放されたけど。
飛行機はまさかのプロペラ機だった。座席は三列の真ん中だったんだけど通路越しの隣に女子高生っぽい人がいて、行き先同じかな~と思ったけどそれ以上の根拠もないし黙ってた。結局もう片方の隣に誰も来なくて窓際がいいからそっちに移動した。
愛媛大学に到着してまずびっくりしたのは、みんな全く知らない人同士なはずなのにワイワイ騒いでること、そしてよく見ると男子が異常に少ないことだった。後で聞いた話では書類選考の作文だけで選んでるから作文が上手い女子が多くなってるとのこと。これでも意識して男子を増やしたんだと。さっき飛行機で隣だった人もやっぱり来てた。みんな凄くフレンドリーで、たちどころに何人か友達ができた。
班分けは男子が6人で班が6つだからもちろん男子一人だけ。一班に大学四年生が一人つくんだけど僕の班についた人が一番優秀みたいですごく助かった。
最初にやった実験は大腸菌に蛍光遺伝子を導入するやつ。学校でやったやつとまあ同じかな。ここでは導入するDNAを繋げるのは自分達でやったけど、基本的にはやったことあるからまああっさりうまくいった。
次にやったのは電気泳動っていって、DNAの長さを手軽に知る方法。幅1mmくらいの隙間にサンプルを入れなきゃいけなくってめちゃくちゃ難しかった。あと染色液が発がん性物質らしくて怖かった。大学生の人は目に入ったこともあるらしいけど。
この二つの実験で一日目は終わり。ホテルに移動したんだけど、なんと大学からホテルまで徒歩10分くらいなのにタクシーで移動だった。部屋はなかなかきれいで、一人部屋だった。はじめて入ったときにオートロックって気がつかなくて普通に鍵を持たずに外に出ちゃった。ものすごく恥ずかしかった。結局一日一回くらい閉じ込めちゃってなんか覚えられたっぽい。
食事はわりときちんとしたのがでたんだけど、その時に一人ずつ自己紹介する流れに。みんな知らない高校から来てて、知ってたのは桐櫻(おおいん。漢字これでよかったっけ)だけだった。何て言おうかと思って緊張したけど「孫正義とかがいた学校から来ました。ホリエモンなんて人は知りません。」って言ったのが微妙にウケてまあうまく行ったかな。
二日目はまずPCRっていって特定の範囲のDNAを手軽に大量に複製する実験。話には聞いてたけど本当に簡単な手順で複製できるし、数学の知識も軽く使われてて、科目は本来関係ないんだなと思った。
次はこの研究室の専門で、細胞を使わずにタンパク質を作る技術。通常は遺伝子を組み替えた大腸菌に作らせるんだけど、これだと培養して分離しなきゃいけないし、何より大腸菌が死ぬようなタンパク質は作れない。そこでこの方法だとごく一部を除いてDNAとアミノ酸をいれて一晩置いとけばできてるって感じ。沈殿を舞い上がらせないように注入する操作があって、めちゃくちゃ緊張した。これまでは液体を入れるときは2μLとかだったのにこのときに限って20μLもいれなきゃいけなかった。この実験で悔しかったのは、大学生の人が間違って一つ隣のチューブから試料を取っちゃったことに気がつけなかったこと。もっとしっかり見てればよかった。結局この実験は失敗した。
二日目の夜ごはんは立食パーティーだった。ごはん類はお寿司しかなかったんだけどまさかの全部ワサビ入り。仕方がないからちょっとだけあったフライドポテトをほとんど一人で食べて糖分補給した。大学生とか日本科学技術振興機構の人とかといっぱい話ができてすごく有意義だった。
ホテルに帰ってからは最終日の発表に向けてのスライド作り。班の4人ともパワーポイントの使い方習ったけど忘れたクラスタで、結局一から勉強した。なぜかほとんど一人で書くこと決めてて、女子三人からすごーいみたいな目で見られてちょっと嬉しかった(笑)。その日はまだテーマについて授業は受けたけど実験はしてなかったから定時で終了。この夜に事件が起こる。
いや別に二日遅れのクリスマスイブが来たとかいう話じゃない。まあ他のところではなんかそういうこともあったらしいけど僕はそんなこともなく寝てて、ふと目が覚めるとなぜかヒートテック一枚で寝てた。慌ててなぜか玄関前に落ちてたジャージを拾ってもう一度寝た。
翌朝起きてみると死ぬほどお腹が痛い。昨日やっぱり冷えちゃったみたい。でも休んだらあまりにももったいないし、結局一日中左手はお腹の上に固定しながら活動した。
午前中はDNAの塩基配列を決める実験。これについて発表するんだけど理屈の難易度も実験の精密さも手順の多さも機械の値段も他に比べて圧倒的に高い。この機械一億円ですよ~とか言われてびっくりした。結果をみると、手元のDNAの配列がこうもあっさり決まるのかって軽く感動した。
その後はSSH(スーパーサイエンスハイスクール) に指定されてる松山南高校を訪問した。SSHになるとかなり予算がもらえるみたいで、PCRの機械とかクリーンベンチとかがあったり、一クラス分連れて毎年中国研修に行ってたりして凄く充実してた。福岡県ではSSHの先考方法が理数オリンピックの合計点とか人海戦術が有利になる形だから明善と小倉南に取られてるけど、平均点はどう見ても附設の方が圧倒的に高いから狙えば普通に取れると思うし、本気で取りにいくべきだと思った。学校始まってから名和先生に言ってみよう。
お昼ご飯は松山南高校の人たちと交流会なんだけど、どうにも話が弾まない。なんか隣の奴が見たこともないくらい話し上手で、全部もっていかれてる感じ。お腹痛くてあんまり食べれないし結局向こうの先生とずっとしゃべってた。
帰ってからはタンパク質を分析する実験。ここでも出ました一億円。今回はなんと一億円を操縦させてもらった。田中耕一さんがノーベル賞をもらった機械で、タンパク質の分子量をきわめて正確に測る装置だった。小数点以下三桁まででてきてびっくりした。
夜ごはんはあまりにもお腹が痛くて食べれそうになかったから帰っときますって言ったら教授さんが車で送ってくれて、車の中で色々と話が聞けておもしろかった。
かえってからスライド作りなんだけど、普通に行ったら先生とかから止められるかと思って20分だけ遅れて行った。昨日と同じように内容はほとんど僕一人が考えてレイアウトは任せてた感じ。前述のように難易度が一番高い上に昨日は実験してなかったから定時では終わらなくて誰かの部屋に集まることになって、なんか流れで僕の部屋になった。慌てて片付けてから12時まで作業して寝た。あったまろうとして熱い風呂に我慢して入ってたら鼻血がでてなかなか止まらなかった。最近カルシウム不足を自覚してる。
最終日の午前中は授業だったんだけど講師の先生が僕が作文で書いた"Who am I?"ってのをえらく気に入ってたみたいで褒められた。午後はいよいよプレゼン。なんと前の班の発表には必ず質問をつけなきゃいけないっていうルールができた。だけど全く思い浮かばなくていよいよアホ質問しようかなとか思ってたら他の人が言ってくれて助かった。自分の班の発表は、マイクの使い方がよくわからんかったけどそれ以外は質問にもほとんど即答できたしうまくいった。
発表が終わるといよいよキャンプも終わり。先生と大学生に懇ろにお礼を言って帰った。坂の上の雲ミュージアムとか行こうかなと思ってたけどお腹痛いし予定より一つ早い飛行機に滑り込んだ。そこでまた保安検査のゲートが鳴っちゃったんだけど、今度はベルトを外して通るとかじゃなくて手で持つ探知機であちこち探された。そしたらゲートでは引っかからないような細かいものまでピーピー鳴って、自転車の鍵、イヤホン、SDカード、なぜか入ってた銀紙…っていう感じで何回も引っかかって係の人もまたですか…って感じだった。
飛行機の席に座ってみると、行きに隣だった人とまた二つ隣だった。離陸してからは疲れてたから割とすぐに寝た。着陸のガタンッで起きて、ぼんやりしてから最後に降りると、上の棚のところに、細長いものを包むように置いた、いかにも不審物って感じの忘れ物があって乗務員に言って普通に降りたら、途中で警察っぽい人が無線で、「お客様からのお申し出ですね。わかりました。すぐ行きます。」 って言って走っていってた。
全体を通して、高校生としてはなかなかできないような実験をたくさんさせてもらって、なかなか聞けないような話をたくさん聞かせてもらって、日本中から集まった人たちと話をして、すごく有意義だった。あと、方言なんていつでも外せると思ってたけど意外と口から出ちゃうのね。思わず「なんしようと?」なんて言ったら「え?」なんて聞き直された。
同じ人が二回選ばれることはまずないらしいからもうサイエンスキャンプに行くことはないだろうけど、選考に受かって本当に良かったと思う。