今年も恒例のヨーロッパ旅行をしました。マミーが旅行好きで、特にヨーロッパは大好き。パパにお願いして連れて行ってもらったというわけです。ドイツに行くのはパパもマミーも初めて。もちろん、カイル君も初めてです。

今回はぽにょこは連れて行ってもらえず、カイル君のお供は トトロくんとELMOくんでした。なので、マミーがレポートします。

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こんにちはマミーです。今回の旅行は
仕事後に夜便でシカゴを発ち、翌日の昼間にフランクフルトに到着しました。

空港から、DB(ドイチェバーン)というローカル線に乗り、フランクフルト中央駅には20分で到着。



ドイツは当たり前ですが、ドイツ車がガンガン走っています。日本車はほとんど見かけません。

駅からゴロゴロとスーツケース、カイル君のカーシート、そしてカイル君を乗せたベビーカー他、ワタクシとパパの手荷物を持ってホテルまで歩きました。

チェックイン後、シャワーを浴びて落ち着いた後早速、中心部へ。

 
思った通りのドイツの街並みです。周りは工事中の場所も多くなんとなく、荒んだ雰囲気もありました。


ベンチ壊れたまんまだし。

食事の後も少し散歩してみました。

 

(左)今、渦中の欧州中央銀行前。ここの銀行の決断によってヨーロッパだけでなく世界に影響がでる。 (右)デモをする人々が銀行前でテントをはって居座っています。


でもその銀行の向かい側にある歌劇場前には、夜会に集う人々で溢れておりました。


-MAINZ(マインツ)-

翌日はフランクフルトよりも近郊の町のほうが良いというパパの友人のススメでマインツという町に行って来ました。

 

電車に乗るのが大好きなカイル君は、ローカル線に乗るのが一大イベントです。今年の旅でもお目目にできものができてしまったのが可哀想。去年は反対側の目にできてしまっていました。なぜか、ヨーロッパ旅行の時に腫れるのです。


マインツに向かう途中の車窓。

IC電車に乗って約35分で到着。片道は10€でした。でも快適な電車でしたよ。

駅から中心部に歩くこと10分で劇場付近に到着。こんなおどけたピエロの象がありました。




まずは、ドイツで3本の指にはいると言われる大聖堂を目指します。

 

あれかな?と思いあの教会を目指して進みます。途中、こんな人魚像を見つけました。パパは「半魚人だ」といいます。確かにそうだけど、人魚って言って欲しかったです。

実はこの教会は、ザンクトシュテファン教会でした。中に青いステンドグラスがあり、シャガールの作品だということでした。

本命の大聖堂はこちら。

 

そして教会前の広場です。

フランクフルトの広場に比べて観光客も多いし、豊かな印象を受けました。

広場前に、世紀末の大発明、印刷機の生みの親、グーテンベルク博物館があったので行ってみました。

今の時代ペーパーレスになりつつありますが、書物の複製をもっと簡単にした技術を開発した、グーテンベルクの博物館を見る価値はあると思いました。

 

印刷技術を開発したおかげで、トランプもこんな風に簡単に出来ます。左は木製の版板。

カイル君が "What's that?"と聞いてきたものはマインツの町を上から見た模型でした。

  

夕食には早い時間で、お目当てのレストランはまだ開店してなかったので、近くにあるカフェバーで前菜を頼みました。

 

パパとワタクシはビールにワインにカプレーゼ。カイル君はパリパリのクロワッサンにオレンジジュースです。

 

小さいお店ですが、店員の人も感じがよく居心地良かったです。 マインツの町の絵も売っていました。

レストラン街はこのAugstiner通りにあります。

 

そしてその後は、その脇道のイタリアンに行きました。

 

ドイツに来てイタリアン?と思いますが、ドイツ料理ばかりだと飽きると思いなるべくドイツ料理は最後にとっておくことにしました。

ここのイタリアン、普通に美味しかったです。

食事後に電車に乗って再びフランクフルトに戻りましたが、到着した頃は既に22時をまわっていました。



ヨーロッパの夏は昼が長く21時半頃から暗くなるのですが、22時を過ぎるとフランクフルトの雰囲気がガラリと変わっていました。

カイル君のミルクを求めて駅前をさまよっていたのですがワタクシ、少し酔っていたようで街の雰囲気が違う様子に気づかず。知らないうちにネオン街に進んでいました。

パパが「そっちに行くなよ。ミルクは諦めて帰るぞ」と怒鳴っていたので、はっと気づくと
ストリップバーがあったり売春婦っぽい人たちがうろついているエリアにカイル君のベビーカーを押していたのです。場違いなワタクシ達に相手もぎょっとしていたことでしょう。

そしてメインの通りから少し外れると、座り込んで何やら道具を出してる若者が。
よく見ると、注射針でした。ドラック中毒のガリガリに痩せた若者で、パパ曰く周りに立っていた人たちもキラリと光るものを持っていたとこと。

これにはワタクシ、とてもショックを受けました。フランクフルトのこんなエリアに中毒患者がゴロゴロいるのに警察は無視。(パトカーは沢山走っていたのに)
なぜ、こんなにフランクフルトは荒んだ雰囲気なのかも分かって来ました。

駅前で"Stop Drug"のチラシを配っていた理由もわかりました。

ショッキングなフランクフルトですがまだまだ旅は続きます。