小学校・中学校のとき

 

自分は変わり者だと思っていた。

 

好きなものは周りとずれていた、し

 

考え方も、いわゆる「ふつう」とはかけ離れていた。

 

で、この年まで生きてきたが(私は30代)

 

「ふつう」って、ふつうじゃないな、と

 

ようやく言えるようになった。

 

 

と、いうのも

 

「ふつう」ってこんな感じだよね、と

 

思うもののなかにいたら、結構安心じゃないですか。

 

で、一部の人っていうのは、その中に自然体で居られるのだけれど、

 

一部の「ふつうじゃない」人は、そちらに何とか合わせて生きている、から

 

大多数が「ふつう」の中にいるように見えるだけなんだ、と。

 

 

ふつうってなんなんだ、ということを語りだしたら面倒になるから、

 

まあただの「数」だとしましょう。

 

 

こしあんかつぶあんか、目玉焼きには醬油をかけるかソースをかけるか

 

ベッドが好きか床に布団が好きなのか、

 

本当にどちらでも好きな方を選べばいい、ということでも

 

それでも人間っていうのは仲間をつくりたかったりするのです。

 

 

で、それに本当に馬鹿正直に答えてきた人間もいると思いますが、

 

それに対して「ふつう」をとりにいく人もいますよ。

 

「みんなこう思っているよね、だったら自分はふつうの回答をえらんでおこう」

 

というタイプの人です。

 

処世術じゃないですか。

 

そんなどうでもいいことで波風たてたくない。

 

 

これの面白いところは、

 

そうすると「ふつう」に見えていたものが、もしかしたら過半数じゃなくなるかも

 

ってこと(笑)

 

 

アンケートとかしたら、無記名のどうでもいいアンケートでも

 

人って見栄をはるな、って、わかるんですよ。

 

 

あなたは夕食の時にお酒を飲みますか、何を飲みますか?

 

というアンケートに、

 

いつもは発泡酒を飲んでいても、

 

「ビール」って書く人もいる。

 

発泡酒がビールより格下で、自分はお金のためにやむなく

 

それを選んでいるんだ、と思っている人は、

 

アンケートにビールって書いたりします。

 

 

それが悪いわけじゃない。

 

やっぱり人は「みんなのふつう」をどこか肌で感じて、

 

その中の自分の立ち位置を意識して生きてる。

 

 

で、

 

自分が変わり者だと思って、そんな自分がダメだと思っていた時があったけど

 

そうでもなかったな、と今なら言える。

 

結構みんな、自分をふつうに寄せていたし、

 

ふつうになろうとして、背伸びして疲れてる人とか

 

いるいる。

 

 

世界にはおもったより少数派が多くて、その少数派の中の一部は

 

多数派の仮面をかぶっていて、

 

多数派だと思っていたものなんて、意外と空気だけだったのだ、と

 

そんなことはあるある。

 

 

その中でどうやって生きるのか、どううまくやっていくのは難しいとこだけれど、

 

変わり者の自分、それがふつうだ、と

 

そう、思う。