自分が立てる舞台があるかどうかわからないのに

ずっとその役柄のセリフを覚える、

みたいな努力が、この世界にはあるように思います。

 

それは例えば、

もし自分が店長だったら、この棚のレイアウトは

こうするんだけどなあ

というシュミレーションを脳内ですることかもしれないし、

 

いつか課長になったときに、どういう任務を

課長はこなしているのか

それとなく苦労話を課長に聞くことかもしれない。

 

いつか○○になりたいなあ、と思いつつ

それまでの道のりは全く見えず

ただ、なりたい気持ちがあるから

その分野に関する知識を勝手に集めていて

そうなった自分を脳裏に思い描いて

日々をすごす。

 

そんな時に、大事なことは

いま、もし「あなた、この役柄、やる?」と言われた瞬間

「あ、じゃあ、やります」

と、即決できる覚悟を日ごろから決めておくことだ、と

思います。

 

本当に、その瞬間は、ふとした時に

覚悟をする時間を与えられず

「する?」というチャンスのみで与えられることが

多いように思います。

 

「あ、はい、やります、やらせていただきます」

と、即断できない場合

他の人にチャンスがながれてしまう場合も多いのです。

 

私の場合はとある講義で

通常業務を行っていた時に一本の電話があり、

「この講義、やらない?」

という形でやってきました。

マジ唐突でした(笑)。

 

いや、この場合のチャンスというのは仕事とかだけでなく

好きな人の恋人になるとか

そんなのも含んでいて、

 

大好きな相手とデートに行く妄想はしていたのに

ふとした瞬間に好きな相手に声をかけられて

全く言葉が出てこなかった

というのも含んでいるつもりなのです。

 

チャンスが来た時に、人は結構臆します。

喉から手が出るほど欲しいものほど、臆します。

大切なものだからこそ、臆します。

 

「自分がそれに値する人間なのか」と考えてしまうから

だと思います。

 

その時に

「いや、俺はこのためにいろいろ陰で頑張ってきたじゃないか」と

手を上げられるだけのなにかを

積み上げていることはとても大事なんじゃないかと

思っています。