中国地震の第一報はプロガーだった | スーパー広報ブログ

中国地震の第一報はプロガーだった

◎Twitterという掲示板媒体
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
中国の大地震を速報したのはマスコミではなく、プロガーだった──。

第一報を伝えたのは、米地質調査所や大手報道機関ではなく、米国の「つぶやき」プログ投稿の「Twitter」だった。

米サンフランシスコの著名ブロガー、 ロバート・スコーブル氏は「何人かの中国の人がまだ揺れているうちに、いま地震が起きていると僕に教えてくれた」と自身のブログに書き込んだ。それが「Twitter」を通して全世界のマスコミに報道されたという。

米Twitter社の日本版は4月23日公開されたので、どうやらこちらのPRくさいが140文字以内のメッセージをオンラインの掲示板、ウェブサイトや友人の携帯電話に電報のように即座に送れるというのは新しい動きだ。

もう1つ、第一報をほ伝えた中国のプロガーがいる。中国の若者に人気のブログサイト「牛博網(ブルログ)」のブロガー、宋石男氏は、5月12日、成都で自分の住むマンションとパソコンの画面が地震で揺れ始めた時の様子を次のようにブログに綴った。

「バルコニーに出ると、周辺の建物がすべて揺れているのが分かった。慌てて階段を駆け下りると、多くの人が集まっていた。ほとんどは女性、子供、老人だった…」 地震発生から数時間後、宋氏はこう書き込んだ。

「間もなく停電が起こるかもしれない。それなら外に出なくてはと思い、キャンプ用品一式を取り出した。今夜は妻とキャンプ生活をするほかないかもしれない」。