誘われた企画に参画しなくて正解だった | スーパー広報ブログ

誘われた企画に参画しなくて正解だった

大阪書籍.jpg

◎胡散臭い話やおいしい話にはご用心
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
誘われた企画に参画しなくて正解だった─。2つあり、ひとつは出版、もうひとはPRサービスの仕事の依頼だった。

出版の方は、大阪書籍という会社だ。私に話があったのはビジネス書分野に進出するので「ビジネスマン向けのPR本を出したい、いい企画があれば出版したい」というもの。もともと小中学生向け教科書出版がメインだったのに、突然の路線変更というか進出拡大というのはどこかおかしいと思っていた。安の定、4月10日に大阪地裁に民事再生法の適用を申請し事実上倒産した。
▽大阪書籍 http://www.osaka-shoseki.co.jp/

もうひとつは、時事評論という世界では確固たるポジションを確保していた時事評論家増田俊男氏だ。ある人を介しての紹介だったが、PRスタッフというかブレーンになってくれと頼まれた。のどから手が出るくらいのおいしい予算だったが、当方の希望に対して関係者は当の増田氏には逢わせてもらえなかった。4月13日付の読売新聞記事によると、カナダのIT企業の投資トラブルで「詐欺話」が浮上している。日本の「日立製作所やシャープと提携する」と虚偽の宣伝していたが、募集しながら上場計画が頓挫していたというもの。
▽増田俊男氏 http://www.chokugen.com/

上記2つのプロジェクトに共通していることは「透明性」がないことだった。いろいろ聞いていくと肝心な点に答えなかった。嫌気がさし、私の方からお断りしたものだったが、結果、「断って大正解」だった。最近こういう事例が多
いのに気付く。

学んだことは、「胡散臭い話やおいしい話には乗るな」ということだ。