住ませる「からすの巣作り台」の発想はグッドアイディア
四国電力徳島支店は、電柱のカラスの巣が停電の原因となるのを防ぐため、電気を通さない合成樹脂製の網状カゴの巣作り台を設けるアイディアを公開。
電柱の上におかれた「トリコイ」に作られたカラスの巣は、周囲の高圧線は合成樹脂で覆い、カラスが感電しないようにしてある。
巣作り用の針金が電線などに接触する停電が後を絶たず、撤去してもきりがなかった。
カラスが年々増える一方で、巣が原因となった停電の発生件数は抑えられている。同支店は「まずまずの成果。いたちごっこより、共存が効率的です」。
ものごとの発想はこうでなくちゃいけない。
アイディアが枯渇したら、堂々と「認容」「共存」という戦略に転換しよう。そのいい例だ。
▽四国電力徳島支店 http://www.yonden.co.jp/b_esta/tokushima/index.html
