東国原宮崎県知事が「みやざきアピール課」新設
東国原英夫宮崎県知事の発案した「みやざきアピール課」が今年4月からスタートする。
部の数を1つ減らし、34年ぶりに7部体制にスリム化する東国原流「組織づくり」を打ち出した。
みやざきアピール課は昨年6月、東国原氏の「県内外へ宮崎県や県産品をセールスする部署をつくるべき」との意見をもとに生まれた。
すでにある「総合政策本部:秘書広報課」とは本質的に違うが、いいアイディアだ。アピールは文字はピーアールとも聞こえる。
これまで同知事は「宮崎のセールスマン」として活動してきたが、このトップセールスをとりまとめる部署がなく、日程調整にてこずっていたという。担当部署ごとに分かれている業務を一元化することで、知事の「宮崎のセールスマン」としての効果を高めたい考え。
県庁内にPR業務専門の部署を置くことで宮崎県のPRをさらに効果的に行いたい考え。名称の「みやざき」は「ひらがなの方が軟らかく、広くアピールできる」との知事のアイディアだったという。
アピール課は、知事のトップセールスのほか、移住対策や交流促進などに取り組む。具体的には、東京でのイベント開催や、観光地や特産物の広告作成なども検討。知事がマニフェストに掲げた「県外観光客年5%増」「4年間で移住100世帯」の達成を目指す。人員は少なくとも10人以上が配置される。
