大津こども環境探偵団が人気 | スーパー広報ブログ

大津こども環境探偵団が人気

大津こども環境探偵団


滋賀県大津市の「大津こども環境探偵団」が人気という。


魚捕りや植物観察などの催しに、毎回定員を超える応募が集まる盛況ぶりだ。自然に触れる機会が減る中、汗まみれ土まみれになりながら環境について学ぶ体験が子どもたちに受けているようだ。


子探偵団は未来の環境を担う子どもたちに、楽しみながら知識を身につけてもらおうと1990年度に設立。小学3年から中学3年までの子どもたちが対象で、当初は定員ぎりぎりだった応募が、口コミなどで徐々に広がった。


子どもたちは、ボランティアの学生らの手ほどきを受けて、年間を通じて山野や琵琶湖で体験活動を行っている。カヌーで琵琶湖畔のヨシ原を探検して、ヨシの育つ条件や働きを、直接手で触れたりしながら学んだり、琵琶湖の水質を調査する。ホタルや野鳥の観察や、魚捕りも楽しむ。


ほかにも、指示された植物と同じものを探すゲームでは、葉のイメージを頭に焼き付け、泥だらけになって「探偵」になりきっている。


本年度から始める冬場の宿泊実習では、雪の上に残された動物の足跡や、春を待つ植物の新芽の観察を行う。来期の問い合わせは市環境保全課TEL077(528)2760。


私が興味を持つのは、行政と教育コミュニティが一体となった「PR組織論」だ。さすが琵琶湖がある大津市は環境問題に取り組むのが熱心だ。