地方空港3箇所でアイディア広報
今なぜか地方空港のPRアイディアが話題になっている。 タイミングについてはたまたま時期が重なったのだろうけれど、空港が公共施設であることに加え、利用者や社会に役立つアイディアさえあればマスコミはこぞって取り上げている。
まさに私の提唱するアイディア広報の好例だ。知恵のない、アイディアのない広報は広報とはいわない!
[事例1]大分空港------手荷物受取所で巨大握り寿司
大分空港(大分県国東市)の手荷物受取所ではベルトコンベアーに乗って巨大なエビやウニの「握り寿司」が回転、イライラしがちな預け荷物を待つ乗客の目を楽しませている、というのだ。巨大握りはもちろんニセモノ。回転寿司にヒントを得た地元の観光団体「ツーリズムおおいた」の河野茂文さんらがベルトコンベアーを見て「ここに寿司を回してみたら楽しいのでは」とひらめいたのだという。
▽大分空港 http://www.oita-airport.jp/
▽ツーリズムおおいた http://www.we-love-oita.or.jp/
▽画像 http://s-pr.com/room/oita-airport.jpg
[事例2]松山空港------出発ロビーで蛇口みかんジュース
松山空港の2階出発ロビーでは、みかんジュースが流れる蛇口が設置され、帰省客らに無料で振る舞っている。蛇口を設置したのは、ポンジュースなどを販売するえひめ飲料(本社・松山市、山崎博社長) 蛇口をひねると、県産みかんを搾った冬季限定販売の果汁100%のジュース 「POM愛媛みかん旬ストレート100」が出る。PRはまずは地元からということだろう。冬休みに帰省していた学生は「東京に帰ったら、話のネタにして友達に自慢します」だって。
▽松山空港 http://www.matsuyama-airport.co.jp/
▽えひめ飲料 http://www.ehime-inryo.co.jp/
▽画像 http://s-pr.com/room/matsuyama-airport.jpg
[事例3] 関西空港------コスプレ娘でお出迎え
関西空港では、アニメキャラクターやメードの衣装に身を包んだ「コスプレーヤー」がお目見え。色気作戦は関西ならではの発想だ。外国人観光客に次々と記念撮影を求められる人気に。でもこれは国の観光キャンペーンの一環。海外で、キャラクターになりきる日本発の「コスプレ」への注目度が高まっていることから、関空会社が今年初めて採り入れた。メードは実際に大阪・日本橋の喫茶で働く女性たちという。
▽関西空港 http://www.kansai-airport.or.jp/
▽画像 http://s-pr.com/room/kansai-airport.jpg

