「新語」続出で出版業界活況 | スーパー広報ブログ

「新語」続出で出版業界活況

広辞苑第6版

生き生きとした若者言葉や携帯電話のメールで増殖していく新語は世相を反映、そんな言葉の企画や出版が出版界で目立っている。

11日発売の「広辞苑第六版」(岩波書店)。24万語を収録する第六版には 「いけ面」「ラブラブ」「内部告発」「着メロ」など若者言葉や世相を反映した言葉が収録されている。

「明鏡国語辞典」の大修館書店が「『もっと明鏡』大賞」と銘打って、辞書に載せたい言葉とその意味を全国の中高生から募集したところ、約4万4000件の応募があった。

・「土星本能」(輪をかけて話をおおげさにしたがること)
・「ぺしゃむ」(ささいなことが理由で少し落ち込む。ぺしゃんこの動詞化)
・「半瞬」(一瞬よりさらに短い時間)
・「うろわかる」(明確には分からないが何となく分かる)
・「貧格」(品位・品格が欠乏していること)

2008年版で創刊60周年の「現代用語の基礎知識」(自由国民社)も“賞味期間”の短い流行語も含め時代を象徴する言葉を幅広く収録。売れ行きは前年の2倍を超えたとか。

さて今年はどんな言葉が生まれ、残るだろうか。