西郷どん銅像のマント、市側は「公益性乏しい」
西郷隆盛の銅像にマントを着せてはダメという判断が12月4日、鹿児島市側から下された。理由は「公益性に乏しいから」という。
西郷どん銅像を見て育った私は鹿児島県鹿児島市の出身。おもしろい話題だったのでその行く末を見守っていた。なにしろPR的視点からみれぱ「すばらしいアイディア」だったからだ。
この「西郷どんマント論争」は、鹿児島市で呉服店を営む能勢明博さんが大島紬で作った巨大マントを市内の西郷像に着せようとしていたのが発端。
市側の却下理由を再現すると、「美術的にも文化的にも価値のある銅像本来の姿に変化が生じ、自由な鑑賞に支障をきたす」と塚田称也・公園緑化課長。
「敬愛する西郷さんに着てほしい」と、能勢さんは有志約600人とともに、西郷の生誕180年、像の建立70年にあたる7日に着せたいと、巨大マントを制作。奄美大島の伝統工芸品の最高級大島紬製で、丈3.8メートル、すそ回り6.92メートル、重さ8キロ。木製のボタンは屋久杉製にした。
この「マント論争」は「観光のPRになる」とする賛成意見の一方、「大島紬の宣伝目的になる」との反対意見も多かった。
能勢さん、着用は許されなかったが、もうさんざんマスコミが取り上げたので一定の宣伝目的は果たされたのではないか。今回の行政の判断の終結をもって潔くあきらめた方がいいですね。でもいい企画ではあったよ。だって西郷どんは鹿児島の象徴だからね。西郷どんと同じ鹿児島の名産、大島紬を結びつけたアイデイアに喝采あれ。
