PRパースンは「信用獲得請負人」
◎セールスプロモーションに非ず
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ネット上をサーフィンしていると、いろいろな同業のパブリシテイ屋さんに出逢う。PR経験やノウハウがないのにPRビジネスをしている、驚くほどの離れ業をやっている人もいる。何をやっても自由だが、我々と基本的に違うところがある。PRの基礎知識、王道を歩んだことのない自己流派がそれだ。
彼らをあえてエセ業者と呼ばせてもらうが、ほとんど「モノやサービスを売ることを助ける行為」すなわち販売促進に目的を置いていることです。具体的にいうと、プレスリリースでパブリシテイをして、どこそこのマスコミにいくつ載って、読者や視聴者からのレスポンンスがどれぐらいあって、結果、商品であるモノやサービスがどれぐらい売れた、というような考え方。
こういう考え方は間違いだ。PRはどこまでいっても販売促進行為ではない。パブリシテイは結果としてモノやサービスの拡大に寄与することはある。しかし、PR活動の目的は数量や金額の「量の拡大」ではなく、信用・信頼・評判などに象徴されるように「質の拡大」「グッドウイルの獲得」にある。
パブリシテイは誰でもできるかもしれないが、PRは誰にでもできない。PRに対する基本理解、そういうところの初歩的学習から出直すべきだ。パブリシテイをセールスプロモーションの一環と位置づけている人は100年時代遅れの人種だといいたい。
300年営業実績のある「暖簾」「老舗」でも、社会にたたかれ、葬られるときは「一瞬」だ。それぐらい「信用」を築くことは時間がかかる。我々の仕事は「信用獲得請負人」なのだ。即効的な効果を求めるPR依頼人とは付き合いにくい。