日用品に「黒色」ブーム
清潔感あふれる「白」が定番の日用品に、なぜか「黒」商品が増えているという。日本での「黒」の火付け役は食品の「黒酢」。「大根や豆腐など白い食材が見えにくいという視覚障害者の声を商品化した」という「黒いまな板」には学ぶべき点が多い。理屈をいうマーケッターに聞かせたい─。
▽トイレットペーパーは「高級感」
真っ黒なトイレットペーパー(ポルトガル・レノヴァ社が発売)
東京と北九州を結ぶ航空会社、スターフライヤーが機内化粧室に採用。
http://renova.5101.cc/
▽黒いまな板は「実用性」
「従来のまな板では大根や豆腐など白い食材が見えにくい」という視覚障害
者の声から生まれたヒット商品(京セラが商品化、日本点字図書館が発売)
http://www.nittento.or.jp/
ちなみに日本点字図書館は「黒粋主義」
▽黒い歯ブラシは「実用性」
白金などの微粒子を練り込んだ黒の特殊毛を使うことで水だけでも歯垢を効
果的に除去できる。(ジャックスが発売)
http://www.jacks.co.jp/
▽黒いおりものシートは「実用性」
若い女性向けに発売したおりもの専用シートは黒いパッケージ。「レジまで
手に持つのが恥ずかしくない」がヒット理由。(小林製薬が発売)
http://www.kobayashi.co.jp/
▽黒い綿棒は「インパクト」
ガーゼやマスク、脱脂綿など衛生用品に加え、業界初の黒い綿棒を開発。
「白一色の工場に黒を持ち込むなと反対する工場を説得するのに苦労した」
(平和メディクが発売)
http://www.heiwamedic.com/
▽財団法人日本ファッション協会流行色情報センター
日用品「黒」がヒットした理由について、「プチバブルともいえる好景気も
あって、日用品の分野でも黒が醸し出す洗練された高級感や存在感が好まれ
ているのでは」と分析。
http://www.jafca.org/



