猛暑で2つの異変(火災報知器+クマゼミ)
連日の猛暑で日本列島に二つの異変あり。
ひとつは、火災報知器の誤作動。もうひとつは、クマゼミが原因でインターネット接続できないという問題。
[1]自動火災報知器が誤作動
札幌市で室内の気温が上昇して自動火災報知器が誤って鳴り、消防車が出動するトラブルが計288件起きた。屋根材のトタン板に直射日光が当たることによって、天井付近の温度が65~70度に上昇し、天井の火災感知器が作動してしまったようだ。ただ暑いというだけで火災報知器が誤作動するなら、全国各地で同様のトラブルが頻発しそうだが起きていない。背景にあるのは札幌特有の建築事情。天井裏の空間が少なく、温度が上がりやすくなっている。寒冷地であることから建物は気密性が高く、放熱性が低いことなどが要因。今回誤作動してしまった報知器の多くは、一定の温度に達することでセンサーが働くタイプ。
[2]クマゼミが光ケーブルを断線、インターネット接続できない
クマゼミが光ケーブルに産卵して断線、インターネットがつながらないというのだ。クマゼミは直径約1ミリの太さの硬い産卵管を使い、枯れ枝などに穴を開けて産卵する。光ファイバーケーブルの幹線から枝分かれしている家庭用の引き込み線は、光ファイバーの心線をポリエチレンの黒い被膜で覆ったもので、クマゼミはこれを枯れ枝と間違えて産卵するらしい。心線が傷つけられたり、穴から水がしみ込んだりして断線するという。猛暑と温暖化でクマゼミが2年ごとに大発生し、今年は去年の2.2倍!他の種類に比べて乾燥に強く、クマゼミが都市の乾燥した環境に適応した。他のセミと比べて声が大きく騒音問題も。クマゼミは西日本から関西地区に多く生息している。
