T-SQUARE SUPER BAND CONCERT TUOUR 2008 "Wondeful Days"という長い名前が付いている。

30周年記念のツアーで、新旧メンバーが集まった9人編成という豪華なライヴだったのだ。

ギターはもちろん安藤正容。

サックス、EWI、フルートが、伊東たけしと宮崎隆陸。

キーボードが、和泉宏隆と河野啓三。

ベースが須藤満と田中豊雪。

そして、ドラムが板東慧と則竹裕之。


席は追加で買ったステージ・サイドの席なので期待していなかったのだが、横からドラムを見下ろすような格好で、ハイハットやスネアの叩き方までよく見えて、Saraにはすごく嬉しい席だった。


オープニングは、The SQUARE~の歴代ヒット曲メドレー(確か21曲って言っていたような?)。

あの曲も、この曲もって感じで、次々と思い出の名曲が連発される。

Wドラム、Wベースのリズム隊はゴチャゴチャしそうだが、このレベルの人たちだとピッタンコあって、格好いいのだ。

(あえて呼ぶけど)スクエアって、やっぱりすごく良い曲が多い

ちなみに、親父の塾の近く、東急すすき野店では、つねにBGMがThe SQUARE(なぜか新しい曲はかからない)である。

メドレーでこれだけたくさんの曲を演奏したのに、「この曲やってない、あの曲聴きたい」となるのは贅沢か。

フロント・マンが2人で、リード楽器が5人。インストの楽しさを満喫


メドレーの後は、現在進行形のスクエア

ニュー・アルバム"Wondeful Days"の曲が演奏される。

Wonderful Days/T-SQUARE SUPER BAND
¥2,739
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編成が変わるがもちろん安藤さんだけ出ずっぱり

"Wonderful Days"は、なかなか佳曲が多く、リズム隊の違い、作曲者の個性も楽しめた。


さて、Saraが一番楽しみにしていたドラム・バトル

板東君(ドラム道場の兄弟子である)は、元から上手い人であったが、ものすごく上手い人になっていて、素晴らしいソロを叩く。

が、則竹さんもすごい。ジャム・ブロックのクラーベを絡めた高速連打は絶品。

最初のうちは、Saraに「あの技盗んだれ」とか言っていたのが、

そのうち「目……」。何をやってるのか、わからん

このライヴはDVD化されるそうなのだが、ドラマーは必見ビックリマーク

お願いだから、ドラム・バトルのところはマルチ・アングル(後ろから見たい)でじっくり見せて欲しい

演奏が終わって、退場するたびに、則竹さんと板東君が握手し、互いにたたえ合っていたのが可愛かった。

ちなみに、素顔の板東君は、寡黙だがすごく良い人である。あんなすごいドラム叩くのに。


アンコールは2回、もちろんTruthあり。最後はOmen of Love。

観客の年齢層が高いんだけど、アンコールは総立ち(3階バルコニーは少し疲れが)で盛り上がった

とにかく、楽しいライヴで大満足だった。


帰りに電車の中で、パンフを読んでいて、

T-SQUAREのフロントマンに必要なことは問われた伊東さんが「メンバーの顔を見ながら演奏すること」と答えたエピソードが紹介されていた。

「息を揃えること」は一緒に演奏するときにもっとも重要なことであるを、あらためて教わった。

親父ドクロ