コメントやら何やら頂いたので、板東慧君のことを。
板東君は、Saraのドラム道場の兄弟子になります。
もう4年も前、Saraが小学3年のときに、菅沼孝三ドラム道場に入門します。
道場の初日に、「ルーディメント」なるものを初めて耳にしました。
「おいSara、なんじゃあルーディメントって?」
「???……」
もちろんSaraはレッスン初日で何のことかわかりません。しかも、みんな当たり前のようにわかっている事っぽいので、恥ずかしくて訊けません。
そんな、Saraと親父に親切丁寧にルーディメントを教えてくれたのが板東君でした。
その頃は、スティックとすしを握るドラマーとして近くの寿司屋でバイトしながら、本当にいつも道場のスタジオで個人練習をしていました。
板東君は、無口でおとなしいタイプですが、いろいろわからないことを尋ねると、とても丁寧に教えてくれました。
パッドを使った練習、オープンリムでのスネアの音色とか……。
今考えると、よくぞ小学3年生のチビとアホな親父をバカにせず(面倒くさかったでしょうに)、親切にしてくれたと思います。
SaraがT-SQUAREの曲を演奏するようになったきっかけは、板東君の『タモリ倶楽部』出演がきっかけでした。
道場でまだ内緒にされていたTV出演日を聞いてきて、録画して見ました(今でも保存してあります)。
Saraは「Truth」を初めて聞いたのもそのときだから、F1のテーマではないんです。
T-SQUARE加入後は、大活躍であっと言う間に雲の上の人になってしまいました。
今でも板東君は、決しておごらず全然変わらずに、とても親切で優しいです。
また、人からそういう評判を聞くと、親父はわがことのように嬉しくなります
親父