親父は明日(8日)、あざみ野中学(横浜市青葉区)に「さまざま職業を語る会」の講師として行きます。なぜマンガ原作者になったのか、どんな苦労があるか、とか語る(という趣旨)そうですl。
久々の合格体験記です。その間に中学受験、高校受験前期が終わりました。親父の塾では、今年度は無敗(誰も1校も不合格なし)の第1志望校・全員合格を達成しました。
冬休みに突入~朝から晩まで机に向かう
Saraは、冬休みに入る10日ほど前から学校を休みました。Saraの小学校の勉強する雰囲気じゃないのに影響されるのが嫌だったからです。
ちょっと早めに冬休み作戦は、世の中のクリスマスが終わった頃、効果が出てきました。
うちは夫婦2人で小さな塾をやってます。冬休みは1年中で一番忙しい時期(Sara以外にも受験生をお預かりしてますから)です。
Saraに教えて、塾生に教えて、年末に親父のマンガ「15の夜 Cocoon繭籠」が少年マガジンに載って、あまりの忙しさにほとんど記憶がありません。
覚えているのは、Saraの計算(一行問題)の精度が上がってきました。苦手な速さを克服し、食塩水の混合は得点源になり、と手応えを感じてきました。
親父が「中学への算数」東京出版をもとに、Saraの第1志望校の過去問を分析してつくった「××への算数」も、6割~7割できるようになってきました。
遙か彼方にあった第1志望校が、算数で点数を取れれば、手が届くところまできたと思えるようになりました。
むしろ、この時期大変だったのは、苦手な国語と、帰国してから年数があるのでビハインドがある英語でした。毎日、夜遅くまでSaraママがしごきました。
昨年末は、大掃除もなし。お正月も、ちょっと豪華にカニを食べただけでした。
ついにSaraに奇跡が
1月3日に奇跡が起きました。過去問で7割取ってはじめて合格ラインを突破しました。
Saraも「あれっ?」意外と簡単だったなという感じでした。実はこの年のこの回は難しくて算数の合格者平均点は50点ぐらいだったと思います。
この日から突然、過去問は点数が取れるようになりました。Saraは前に過去問をやったときにあまりに点数が取れないため、もう少し力が付くまで過去問は封印作戦という一か八かの作戦に出ました(過去問をくり返しやらない)。
この作戦が功を奏したのか、算数は70点台~80点台~90点台と年度が遡るたび(慣れたのか?)に点数が取れるようになりました。
算数で80点、国語で70点、英語で50点、英語面接で40点、合計240点で合格ライン突破が皮算用でした。
試験前1週間のこの時期、珍しくSaraを怒った記憶がありません。それほどSaraは落ち着いて、一生懸命勉強していたと思います。机の横でSaraを見ていても、賢い顔をしていて、すごく安心して見ていました(合格後、1週間でもとのアホに戻りましたけど)。 試験前日、試験当日の様子は以前に書いたとおりです。
まだ、受験ブログも続けます。来年受験する5年生のために、なぜ中学受験をしたのか? 塾の選び方、1年受験について書こうと思ってます。
親父