首都圏の中学受験生は、いよいよ決戦ですね。
Saraは、明日は親父のイベント「あさおSound&Vision 2008」(2月2日土曜14時開演 川崎市麻生市民館大ホール 入場無料)の手伝いです。
このブログを見てくださっている人たちが合格するように、『負けないで』ZARDを演奏して応援します(明日夜動画アップする予定)。頑張ってください。
Saraの前日の様子 は、以前に書きましたので、そちらでも読んでください(酸素でもチョコレートでも良いので、落ち着くものは用意してあげましょう)。
●捨て問
●秘密兵器 (試験当日の出来事)
なんでこんなに緊張してんだ
親父も30年ぐらい前に、中学受験を経験しました。でも自分が受験するのと、娘が受験するのでは大違い。胃の弱い親父は、緊張の余り、心臓を吐き出すんじゃないかと思うぐらい、朝から「オエオエ」になってしまいました。
計算尽くで試験時間にギリギリにSaraを教室へと送り出し、「保護者控室」の講堂に座りました。暖かく、お茶のサービスもあって快適でした。
でも、読んでいる本の内容が全然頭に入りません。持っていった本はなぜか生物学と、ナノ・テクノロジー(仕事の資料)。……化学式が出てきて理解できるか。いっそマンガ持ってくれば良かった。
保護者面接では、親父の出身校であり、第1志望であることを一生懸命アピール。それで、力を使い果たす。
帰国生入試なので、午前中は国語・算数・英語。午後で面接(英語)。
昼はカフェテリアでSaraの帰りを待つ。
「あれっ Saraが賢そうに見える」
調子がよいとこの程度笑ってます(約1年前 Out TrioのTerry Bozzioのセット)
Saraは試験の出来がそのまま顔に表れるタイプです。出来が悪いとアホな子になりますが、この日は珍しく賢そうに見えました。
得意の算数が難しかったそうです(Saraの学校は年々難しくなっていて、特に算数はここ数年どんどん難しくなっています)。ただ、問題の内容をしっかり覚えていて、「2問捨てて、2問自信ない」と言いました。「もしかしたらイケル」と手応えを感じました。
問題を記憶しているということは、解き方がわかったということです。
2つ妙におぼえていること
お弁当を食べているSara。親父はまったく食欲がなくて、自販機の缶入りコーンスープを飲みました。
コーンの最後の1個が残るとイライラしませんか。
この日も1個だけ残ったコーンが振っても落ちてきません。
「残って、落ちない」と解釈しました。
つまらないことですけど、妙にはっきり覚えています。
午後の面接では、過去の傾向と違って、練習したことがあまり訊かれませんでした。
Saraは「とにかく、この学校で勉強したいこと。たとえビリになっても、一生懸命ついていく」ことをアピールしたそうです。
帰り道、いつも親父がガソリンを入れているスタンドを通ります。FUELメーターはガソリンを入れなければならない量でした。
「明日(合格したら入学手続きに)来るから、今日は入れない」
通り過ぎました。
「なに無謀なことしてんだ」というSaraママの冷たい視線。
翌日、警告ランプつきっぱなしのクルマを走らせ、このスタンドに来たときは嬉しかったです。
親父はゲンを担ぐタイプではありませんが、この日は何から何まで試験結果と関係づけて考えてしまいました。
合格発表は、当日の8時、web上です。
家に帰って、Saraと親父は、軽く昼寝しました。
webでの発表は、クリックするのが怖かったです。でも、即日発表は気持ちが楽です(ドキドキする時間が短いのが良いです)。web発表は隅から隅までよく見ましょう。
親父は試験の合格発表で雪が降ると負けなしでした。中学入試も、大学入試も、受かった学校(行った学校というべきか)の発表は雪が降っていました。この日も、一部で雪がぱらついていたそうです。
とにかく、試験の日は、一挙手一投足が気になって仕方ありません。結局は子どもの力を信じてやるぐらいしか出来ないんです。
んで、親父は塾の先生でもあるので、生徒の合否もあるんですよ。今年は高校の私立推薦が多くて(その成績もなかなか良かった)例年ほどではないですけど、まだ決まってない生徒(公立高校はこれから)も多くて。合格発表のドキドキはまだ続く。
親父