Saraの学校って、80%偏差値だと60以上(首都圏模試)になってたんです。知らんかった……。偏差値なんて目安以上の意味はないけど、知ってたらもっとビビってた。
というわけで、受験の日の話と秘密兵器です。
受験の日は7時に起きました。睡眠時間は8時間、やはりよく眠れなかったそうです。8時ちょっと前に家を出ました。学校が近いので楽です。親面接もあるので3人でいっしょにクルマで行きました(近くの駐車場に空きがなかったら実家に置きに行けばよいと考えていた)。計算通り、集合時間ぎりぎりに飛び込みました。時間ぎりぎりに行くのはお奨めできませんが、体力温存のためでした。
道具の点検
Saraの受験校では、赤ペン・マーカーの使用(重要ポイントに線を引く)が可能であるとのことでした。いろいろ試した結果、えん筆のみにしました。シャープペンは芯が出ないときに焦るので使わないことにした。えん筆は、N能研の模試でSaraが一度だけ2教科で9位に入った賞品を使いました。消しゴムは3個用意。なお、コンパスや定規を用意する必要のある学校もあるので注意しましょう。
秘密兵器
入試当日に向けて用意したものは2つあります。
一つは、科目ごとのメモです。これにはSaraがまちがえやすいポイントがまとめてあります。
例えば、
グラフが出たらもうけもの。得意な分野だ、絶対に正解しよう。グラフが折れ曲がったところには必ず意味がある。
差のグラフがでたら、表で整理するか、ダイヤグラムを書け。
速さの問題は、グラフがなくてもダイヤグラムを書くと良いかも。
規則性をみつけるには、まず書き出せ。書け。
1から順番にひとつずつ考える。
何番目は植木算。小さい例で確かめろ。
みたいな感じです。
算数は親父が、英語・国語はSaraママがつくって持たせました。親父は、塾でも中学受験生にはひとりひとりつくっています。
実際には、読んでる時間はあまりなかったそうです。
もう一つの秘密兵器は、酸素O2です。スプレー缶入りの吸入するタイプです。
大脳は、考えるときに酸素を消費します。脳細胞は全身の細胞で最も酸素を必要とする。とか何とか言って、1週間ぐらい前から勉強の合間に酸素を吸わせていました。1週間ぐらい前から、過去問の正解率も上がっていたので、Saraには酸素を吸うと頭がよく働くという思いこみができました。
休み時間にリラックスするために持たせました。
実際には算数の前に吸って、効果があったとか、なかったとか。
Saraはコンビニで600円で購入(薬局で売っているヤツの方が効きそうだけど、大きかった)しました。
以上の秘密兵器は、試験前に不安を感じさせないように、リラックスさせるための工夫でした。
でも、一番リラックスできたのは、手作りのお弁当とお茶でした。英語面接は午後なので、午前中の3教科(国語・算数・英語)の後お昼休みがありました。
緊張して食欲がない親父とSaraママを横目に、Saraは本当に美味しそうに笑顔でお弁当を食べていました。面接で「ビリでも頑張ってついていく」と一生懸命アピールしたそうですが、お弁当パワーだったのか。
親父
