関東地方では2月1日を目標に最後の追い込みをしている方も多いと思います。
思うように成績が伸びない方もいるかもしれません。
「あきらめなければ、まだまだ成績は伸びる」模試ではニコニコマークを見ることなかったSaraからエールを送りたいと思います。
Saraが受験勉強を始めたのは5年生の3月からと遅く、しかも、ドラムのテクニックを維持するためには1日2時間程度の練習はかかせません。
得意科目は理科だったのですが、4教科を勉強している時間がないので2教科にしました。生意気にも帰国子女なので、帰国も受けようと英語も勉強もしました(英検2級なんぞ、帰国ではゴロゴロしているので結局最後まで英語の勉強が一番大変だった。4教科の方が楽だったかも)。
5月の模試は偏差値40からスタート。ドラマーとしては10月末までライヴ活動を続けました。12月の最後の模試までニコニコマーク(合格可能性80%)は一度も出たことがありませんでした。12月23日に最後に受けた模試も、ケアレスミスが多く、絶望的な点数を取ってきました(偏差値50に届かなかった)。
過去問をやらせても良くて40点ぐらいと「もうダメだな」とあきらめていました。
Saraもいくら勉強しても成績が伸びないので、「やるだけ無駄だ」と勉強に嫌気がさしていたそうです。
ところが、試験10日前の年明け2日から急に算数の点数が取れるようになりました。
親父は塾の先生です。その経験を生かして、過去問を徹底的に分析したオリジナル問題集を冬休み前からやらせていたのですが、突如その効果現れてきました。
2日に18年度の過去問ではじめて70点を取ると、ぐんぐん安定して得点がとれるようになり、17年度、16年度は3回とも80点以上を取りました(90点以上も)。算数で得点が取れると、調子づいたのか苦手にしていた国語の理解力もアップして国語でもはじめて70点台がとれました。
親父が塾で教えていた生徒でも、ここまで遅咲きの生徒はいません。突然の狂い咲きです。
試験前日に緊張の余り、肝心の帰国の過去問(帰国の方が算国の問題は簡単なはずなのに)でとんでもない成績を取ったため、急遽18年度もやらせたら算数は95点を取って安心しました。
試験前日に緊張が出て気持ちが浮ついたのも、逆に当日落ち着いて望めたので結果オーライでした。
親父は塾の先生なので、今までもたくさんの中学受験生を教えてきました。ここまで直前の成績が悪くて合格した生徒は知りません。小学生だとまだ精神的に成長していないので、何がきっかけで爆発するのかわからないということです。自分の子なので正直メチャクチャ焦りました(塾の生徒だったらもっと冷静に対処していて、こんなドタバタしなかったかもしれません)。あきらめなければなんとかなるんだなと思い直しました。
親父
