Saraは元気に「ピアノのオーディション(進級テスト)」に出かけていきました。


 ルーディメントを練習続けるにあたって、ストロークの基礎をおさらいしておこう(最初に説明しておけよ)。

 ルーディメントはこの4つのストロークを組み合わせたものである。


 ストロークには4つの基本がある
フル(F) 90度手首を上げた位置から叩き、リバウンドを利用して元の位置に戻す。
ダウン(D) 90度手首を上げた位置から叩き、打面から1~2cmぐらいの高さ(0度の位置)で止める。
タップ(T) 0度の位置から指の力を抜きスティックの重さで叩き(落とすに近い)、また握る感じ。
アップ(U) 0ど位置からスティックの重さで叩き、90度の位置まで引き上げる。
 である。


 基本は、腕を動かさず、手首だけで叩けるようにする。90度(紗良は手首が柔らかいのでそれ以上に見える)と0度でピタッと止める(0度の方が難しい)。フルとダウンが強い音になる。タップとアップは弱い音で、叩くと言うより、力を抜いたら当たっちゃったぐらいで良い。


 次に、FDTUと続けて叩く。ピタッと止めるのが難しい。特に小さい音TUの方が難しいことがわかるだろう。BPM60の8分から練習をはじめて、BPM140ぐらいまで出来ると良い。片手ずつ練習してから、両手で出来るようにした方が簡単だと思う。

親父ドクロ