「saraがどんな練習をしている(していた)」とか、「菅沼孝三ドラム道場ではどんなレッスンを受けている」とかの質問が多い。

道場に入った頃から、一番重視しているのはルーディメント(rudiments)の練習なのだ。道場に入って最初に習ったのもルーディメントだった。

「ルーディメントはドラマーにとっての言葉である」。サイモン・フィリップス先生やトミー・アルドリッジ先生もおっしゃっている。

ドラム初中級者のために、saraがどのようにルーディメントを練習しているか、紹介する。


Paradiddle(パラディドル)
 ドラムのストロークは、シングル・ストロークとダブル・ストロークの2つしかない(と言い切っちゃいましょ)。
 シングルとダブルを組み合わせたものがパラディドルである。最初に練習するルーディメントとして一番ふさわしいと思う。Saraも最初に練習したルーディメントである(まだルーディメントという言葉も知らなかったけど)。
 RLRR LRLL(左利きの人は逆)という手順になる。
 まずはノンアクセントを練習して、次に頭にアクセントを練習しよう。特に頭のアクセントはフル・ショットが出来ると良いよ(そのための3打目、4打目のダブル)。
 タム回しに応用すると動画のようになる(BPM120)。8分と16分。


 次にパラディドルの応用で、
LRR RLL(アクセントが頭) The Single Paradiddle
RL LLR(2打目にアクセント) The Delayed Paradiddle
RRR LLL(3打目にアクセント) The Reverse Paradiddle
RLL LRR(4打目にあくせんと) The Inward Paradiddle

 のように、アクセント(赤字がアクセント)を移行しながら練習する。




親父ドクロ