ギターの岡野君が復帰して、約1年ぶりのYou Shock the PANDAのライヴなのだ(道場発表会での3人編成を除く)。
親父は、この時期塾の仕事が忙しくて、ほとんど練習出来なかった。スタジオ練習も3回、かなり不安があったのだ。
リハは、時間があったため通しで2回も出来て、モニターも良く聞こえていて良かったのだが……。
アメブロ友達のフォトグラファーyukko さんも来てくれて(なんとロマンスカーで駆けつけてくれたとか)、気合いが入る。
S&Vは、バラエティに富んだジャンルの出演者が特徴で、この日も弾き語りから、ベリー・ダンスまで無国籍なノン・ジャンル感が面白い。親父はプロデューサー兼任なので、舞台袖に1日張り付いていなければならない。
さて、5時過ぎ出番が近づいてきて、服を着替えて(上にホッケーシャツを着るだけ)、念入りにベースをチューニングして、レッツゴー。
ベースのセッティングは、エフェクターを1個つなぐだけ。
いつものようにSaraのセッティングを手伝う。Saraはちっこいので前の高校生から変更が大変なのだ。そのとき、「バゴーン!」と音がしてベースがひっくり返る。この日、スタンドを忘れていた、これが悲劇の引き金。
1曲目は、「MORE」。今回は、Saraの「工藤義弘賞」受賞記念でアースシェイカーの曲を2曲やった。
さあ、2曲目「Bring me to life」、SaraのVolを受けて、「ありゃりゃ……」何かおかしい。5弦のチューニングが狂っている。とりあえず、4弦開放でリフを弾いて、チューニングを直す。ラップパートとかあって、ただでさえ忙しい曲なので焦った。
MCでSaraに無茶ブリして、その場で「30秒のドラムソロ」を振る。失敗させて笑いを取るつもりが、出来ちゃった。構成もうまくまとまっていた。いつもの考え抜かれたソロより上手いんちゃうか。拍手も大きかったし。
オリジナルの「ポジティブに行こう」は、声も出ていて良かった。親父、構成を間違えるというミスをする(自分で作った曲なのに)。
「Radio Magic」では、親父のパートを勝手にSaraが唄っていたので、吹き出してしまった。そのままSaraに唄わせる。
S&Vの名物フィナーレ、今年は「SOMEDAY」。出演者&スタッフ全員が舞台に上がって共演する。これはとても楽しい。今年も弾ける高校生達の後ろでSaraと笑いながら演奏して本当に気持ちが良かった。
S&Vも3回になるが、開場前に勝手にホールに入ってきたおばあちゃんが、毎年見に来てくれて「楽しみにしてる」と話してくれたとき、本当に嬉しくて感動した。こんなイベントでも、そんなことを言ってくれる人がいるなんて。
雨の中、最後まで残ってみてくれたお客さんには感謝。
今年の反省点は、お客様の動員が足りなかったこと。来年へ向けて、広報を強化したいと思う。
親父