最近、「どうやってドラムを教えたのか?」とか、訊かれることが多い。
Saraは、小学1年のとき「太鼓の達人」からドラムに興味を持った。
子供にとって、「楽器は遊び」じゃないと続かないと思う。
親父は、ギター・プレイヤーで自分が最初に始めた楽器も電子オルガンなので(母親もピアノをやっていた)、Saraもピアノは小さい頃から習っていた。でも、ピアノはなかなか上手くならなかった(遊びじゃないから?)。
親父は、Saraにはスキーor自転車をやらせたかったが、運動音痴なのですぐに教えるのが嫌になった。
んで、本当はドラムはSaraにと言うのは言い訳で、自分が遊ぶつもりで買った。
はじめの1年ぐらいは、二人で一緒に練習して、上手になる競争をしてた。これが良かったんじゃないかと思う。親子での遊びだったので、長く続いて、練習も飽きずにやって、上達したんではないか。
ただ、我が家では、例え遊びと言えども手を抜かない。必死に一生懸命やる。これもとても大事なこと。ダラダラとただ楽しいだけの遊びではすぐ飽きてしまう。
具体的には、
Saraは8歳にしてはチビだったので、足が届かなくて、最初の半年ぐらいはバスドラなしだった(その後、イスを改造した)。親父が、バスドラをフロアタムにアレンジしてた。スティックやセッティングもSaraの身体に合うように研究した。肉体的なハンディは考慮する。
パターンばっかりだと飽きるので、最初から曲を練習した。曲は洋楽から選んだが、Saraは3歳~6歳までカナダに住んでいたので、AEROSMITH、JOURNEY、BON JOVIとかは普通に聴いていたから。要するに、子供が親しみやすい、好きな曲を練習曲に選んだ。
練習には可能な限り付き合った。親父と二人の遊びというのが重要。
なのではないか。
親父は、いつも怒っているようだけど、「真剣な遊び」なのだ。
練習方法「初級編」については、このブログのどっかに以前、書いたのがあるはず。
練習方法「中級編」もそろそろ書かないと。
ちなみに、最近のSaraは、月ごとにテーマを決めていて、
12月のテーマが、「正確なリズム」
1月が「4WAYインディペンデンス(四肢独立)」
2月が「ポリバケツ」……じゃなかった「ポリリズム」。
親父