先日、ある人からメールをもらった。このブログはジャンル「教育」のとき、Saraに注意したこと、拳骨落としたことを中心に書いていた。あれが面白かったという意見をもらったのだ。Saraの練習を詳しく教えて欲しいというメールもときどき来るので、「親父の説教」を復活させる。
んで、昨日はCDに合わせて、ボケッと演奏していたので、怒った。
「プロになろうと思ったら、常に隅々まで意識を張り巡らした演奏をしなきゃダメだ。アマチュア(趣味で音楽を楽しんでいるという意味)は、ときどき思いついた所に意識が届いていればいいんだけど。
集中して演奏するのは、疲れるし大変なことだけど、それが出来なければ仕事はできないんだ。せめて1曲ぐらい集中して叩けるようになれ」
具体的になんで怒られたかというと、ハイハットにムラがあった。元々Saraはハイハットが上手くない。ハイハットは、とても繊細な楽器で、ショルダーでエッジを叩く、チップで叩く、ベルを叩くなどで音色が変わる。意識して正確にコントロールしないと曲を壊してしまう。いつもの練習曲だからと適当に叩くと、聴くに耐えないモノになってしまうのだ。
また、どこをどう叩けば良いグルーブになるかに、公式はない。自分で考えるしかないのだ。
塾で教えていると、最近の小学生(中学生もだが)は、本当にモノを考えない。ここでも、小学校の問題に行きついてしまう。
せめて、Saraには考える子供になって欲しいのだ。
親父