年末で忙しいのだ。ブログも2週間ぶりぐらいか。
Saraは、よみうりランドが終わってから体調を崩し(風邪?)、2週間でほとんど寝ていた。
土曜ぐらいから体調が復活して、昨日はピアノの進級テストの後、Steve Jordanのサイン会へ行った。
Steveは昨日のクラプトンの後だったので、やや遅れて来場。ややお疲れ気味。いきなりSaraの前のイスに座ると、チビに気づき、指さして爆笑!
トークは、クラプトンのツアー、Virbs(奥田民生のユニット)の話を中心に進んでいく。リズム&ドラム・マガジンの編集長のやや無茶ブリで、カクテル・ドラムを叩くハメになり、ちょっと嫌そうな顔してた。
が、……。やはりこのおっさんはただ者ではない。チューニングをささっと直したら、いきなりジョーダンの音が出た。冗談ではない! しかも、ただの8ビートを叩いても、スゲー乗りが良いのだ。恐るべし。
30分ほどの短いトークの後、Q&Aへ、アホな質問が飛んで、スティーブ答えにくそう……。
最後の質問者は、うちのチビだ。
「私はリズム・キープが出来ません」と、いきなり企業秘密をカミング・アウトした。
「どうしたら、リズム・キープが出来るようになりますか?」
「今日一番良い質問やね」
と笑うスティーブ、そうやろやっとドラムについての質問だ。
スティーブの回答を、私の拙い意訳で、
「音楽は好きかい? まずは音楽を好きになることや。おとんやおかんとクルマに乗るだろ、クルマの中でも音楽がかかってやろ。その音楽を聴いて、手足を動かすんや。ドンチードンチー(身振りをする)、そうするとグルーブが感じられるな。手足だけじゃなくて体全体で音楽を感じるんや。そうやってグルーブを感じていれば、やがてリズムは自然にキープ出来るようになるねん。毎日きちんと練習せなあかん」
素晴らしい! 親父の言いたいことをすべてスティーブは言ってくれました。
この後、場所を移して行われた写真会で、Saraはいつの間にかスティーブと仲良くなって、「Sara」と名前を呼んでもらってました。
「また5年したら日本に来るから、そのときにドラムを聴かせてくれ」とSaraに言ってました。お世辞だろうけど(それより、5年も待たせないで、来年も来てくれ、クリニックやってくれないかな)。
この日も、ドラマガの編集部の人たちにいろいろお世話になりました。ありがとうございました。
親父