おめでとうのメッセージと同時に、Saraの練習について質問がきました。回答します。


Saraは小学1年生の終わり、クリスマスに買ったVドラムでドラムを始めます。

1年目は、まだ私が教えていました。私はギタリスト(しかも下手)なので完全な自己流です。

「聴いて確認ドラム」(リットー・ミュージック刊)という本を1年弱かけて教えました。

1回30分から1時間の練習を、週2~3回見てやるという感じでした。

曲は、ビートルズナンバーとか、ボン・ジョビ、エアロスミスなどの簡単な曲を選んでます。ここで良かったのは、難しい曲を簡単にアレンジしたりしなかったことだと思います。ビートルズの「涙の乗車券」は、1番と2番でパターンが違うんですが、私は一緒だと思ってコピーしてました(ギターは同じだし)。Saraはやってるうちに違うことに気づきました。子供は耳が良い(素直なので)ので、曲の乗りをそのままコピーさせるのが良いと思います。尚、洋楽が多いのは、私の趣味と、Saraは6歳までカナダにいたので、耳になじんでいるからです。

次に「無敵のドラム練習帳」(リットー・ミュージック刊)を練習しました。もうかなり複雑なフィルインも叩けるようになったので、曲もKISSとか、ASIAとかをコピーしだしました。私もベースを買ってきて、一緒に曲を楽しみ始めました。それでも、この頃は1月ぐらいかかって1曲を仕上げるという感じです。


んで、3年生の終わりに、あさお市民館の大ステージでドラムを叩きました(曲は「涙の乗車券」と、「Hey, Jude」)。これが、バンドをやっていたおじさん達に好評で、ドラム教室に通ってみなさいということになりました。いくつかの教室を見学した結果、お菓子に釣られて菅沼孝三ドラム道場に入ります(本当は孝三先生の人柄に惹かれて。決してテクニックとかだけではない)。

私の学生時代の友人と友に、You Shock the PANDAを結成します。初めはASIAのコピーでもやるかという感じでした。

道場で初めて「ルーディメント」なる言葉を聞きました。隣にいたおとなしそうな生徒さんに「ルーディメントって何?」と訊くと、その生徒さんは、バカな親父に丁寧に教えてくれました。Saraにはその日「パラディドル」を教えてくれました。その生徒さんがその後T-SQUAREに加入する板東慧君です。

翌日、私はYAMAHAの渋谷店でルーディメントの教本「これは見やすい!! ドラムトレーニングブック」(YAMAHAミュージック・メディア刊)を買ってきます。この本は今でも良く使っています。26ルーディメントのドラムセットへの応用がわかりやすい。

教本に頼って、私がドラムを教えていたのはこの辺までです。


暇があったら、そのうち「初級編」を書きます。早く書いて欲しい人はリクエスト下さい。

親父ドクロ 1日2回も書いちまった