2006年8月16日 めっちゃ晴れ
今日もとても暑く、日のあたるところにいると、くらっとしてくる。
そこで、今朝もプールサイドで車から荷物を出すと、そのままスライダーへ直行した。ドラムを組み立てる前にスライダーをするのが、秘密の楽しみなのだ。
ブラックスライダーの最後のボートを取ると、はりきって階段をのぼる。このスライダーは、とちゅうのトンネルの中がお墓のなかのように(入ったことはないけど)真っ暗でこわかった。その後に、急斜面のホワイトスライダーでスリルを味わうと、やっとドラムの組み立てをした。
1回目の演奏が始まる。今日は最終日なので少し気合いが入っている。ZOONの『太陽のkiss』は、まだまだ下手だけど、少なくとも昨日よりは良かっただろう。しかし、その後の仮面ライダーはまたもやコーラスにひきずられそうになってしまった。お父さんが後ろでガイドメロディーを歌ってくれたので、本当に何とか歌えたという感じだった。
『明日へのとびら』はギターソロのところでリズムがくるってしまって、頭をフル回転させた。というのは、間違えた場合、小節をあわすのにいくつかのパターンがあるからだ。
1) スネアを2発連続で叩くところを作り、きちんと合わす。
2) フィルインを1拍多く叩く。
これをやろうとしたら失敗してしまった。こういう場合は、
3) 次に入る前に1拍を何かでうめる
しかないのだ。
私はこういう風になると、すぐにやってしまうフレーズのくせがある。
ステージが終わった後、お父さんにそのこと言われた。「次にその手くせをしたら、ステージから引きずりおろすぞ!」 と言われたから、2回目のライヴでは、1回もそのフレーズを出さないようにした。
それが良かったのか、ドラムソロもその後の曲も、自分では上手くいったように聞こえた。そして、ドラムソロが盛り上がると、他の曲も盛り上がることに気づいた。ソロの後の曲は、大成功と言ってもいいかな?
お父さんにも、「途中からスネアの音がすごく良くなった」と言われた。スネアのネジがとちゅうでゆるんだのだけど、そのせいかもしれない。そして、ネジがゆるむということは、それだけパワーがついてきたのかな?と思う。
昨日の目標では、今日のライヴは爆発をすることだったけど、自分では終わりになるにつれて爆発したのではないかと思っている。来年も芝政ワールドでライヴをさせてもらえるということなので、今年の失敗をもとに、次回はもっと良い演奏をしたい。プール休憩が終わってもお客さんが残って見てくれる、そんな演奏をしたいと思う。
Sara