19日(土)よみうりランドで行われた「アマチュア道場スペシャル」でSara(ソロ)が「文化放送賞」を取りました。
「アマチュア道場スペシャル」とは、土日によみうりランド・太陽の広場で開催されているアマチュアのパフォーマーが年一回集い技を競い合うイベントである。優勝賞金は5万円! Saraは当然のように5万円を狙うと言っていた。
朝9時によみうりランド集合。11月も中旬過ぎれば、天気が良くても、とっても寒い。しかも、eduport&
頌英塾では今悪い風邪が流行っていて、私たち夫婦は二人ともお腹が痛い。Saraには寒さで手が動かなくならないように「手数王」でウォーミングアップさせつつ、ドラムを組み立てる。Saraのセットは、いつの間にやら、ずいぶんと巨大になって、組むのも面倒。ドラムって寒くなると皮が張るのか? チューニングに手間がかかる(この辺のところ、知ってる人教えてください?)。
リハは仕込んでいた音源のクリックが左右違っていただけで、特に問題なし(音源はSSWでMIDIデータを加工して、クリックを入れた物。父さんが夜なべして作った。でもギターが修理中でオーバーダブ出来なかった、ちょっと音が薄い)。ただ音が小さい。野外だとパワーのないSaraは厳しいのだ。リハが終わってから、とにかく寒さで体が縮こまらないように、二人でプロレスしながら、本番を待った。
12時半、司会の人のMCでスタート。Saraは一番手である。採点種目では一番スタートは不利である。でも、Saraはそんなことは知らないので、やる気満々走って控え室に消えていった。控え室では、司会の人の「公平にするために、7分をすぎるとサイレンが鳴ります……」との説明。Saraはこれにすごくビビッたらしい。
そんなこと知らないで、客席最前列で見ている私。司会者に呼び込まれてSaraが出てくる。「ん!? 顔がしょぼい。なんでだ???」少し心配になる。
客席から撮ると、Saraは見えない。チビは損だ
が、「こんにちわ。Saraでーす!」、第一声は大きくて良かった。今日の曲は、「TRUTH」SQUARE、TVなどで良く知られているノリの良い曲だ。客席の反応は悪くない。ドラムもフィルインを自分なりに工夫していて音数を増やしている、野外用に考えているようだ。
ドラム・ソロの出来は、70点ぐらい。サイレンが鳴るにびびったのか、後半、いつもより散漫になっていた。最後にクラッカーを鳴らしたところで、首を傾げていたのが凡ミス(中身が出てこないと思ったらしい)。
審査員からは「驚きました。大人と同じセットを叩いていて、ツーバスまで踏んで、きれいに手首が返っている。基本的な能力が高く、将来が楽しみです」と絶賛してもらった。「誰に習ったの?」と質問され、「菅沼孝三先生に習ってます」と答えると「菅沼さんに習っていると聞いて納得しました。菅沼孝三さんは手数王と呼ばれるすごいテクニックの持ち主で……」と孝三先生のこと説明。おお、この人さすがに(日テレのプロデューサー)にドラムを良く知ってる、ドラムを良く知ってる審査員がいて良かったと思った。
表彰式では、一番に名前を呼ばれて、「文化放送賞」を受賞した。「文化放送賞」は特別賞3つのうちひとつ、副賞はカード型ラジオでした。
出演者全員で記念撮影
Saraはその後で「5万円貰えなかった」と泣いて悔しがっていたが、妻に「もっと死ぬほど練習したならそのセリフを口にする資格があるけど、たいした練習してないんだからそんなこと言うんじゃない」ともっともな突っ込みを受けていた。