お待たせしました。
先週はすごく忙しくて(来週まで続くのだ)、夏休みが終わった実感すらない。
やっと「発表会の1日」を発表する。
まずは、前日のリハーサルから。
仕込み~シュートと昨年で段取りがわかっているので、落ち着いて手伝いをこなす。
今回は前日にバンドのリハがないということで、セッティングの手伝いをしていてもあまりやることはない。SaraもMDに合わせて、歌のモニターバランスをチェックしたぐらい。5時過ぎたので、「多文化フェスタ」の打ち合わせに出かけようとすると、孝三先生から「この後ディジュのリハがあんねん」と言われる。「(ディジュはただでさえ不安なのに、リハやらないとどうなるかわからない)」というわけで、「多文化」はギリギリになっても良いので、リハをとることに。目の前でヤマゴンさんが貧血で倒れるというアクシデントもあって、緊張。しかも、みんな上手いのにオレはまともな音色すら作れてない。「明日どうなるのだろう」という不安感が心を占める中、「多文化フェスタ」の打ち合わせに向かう。
多文化の帰り、お寿司を買って帰って夕食。
その後、隣の部屋で飲む。藤原さん、キャサリン様、関西系の人たちのしゃべりはやっぱり面白い。
翌朝、熱い一番風呂を浴びて、気持ちは爽快。
バンド・リハで、ベーアンがびびる(歪む)、マーシャルにノイズが入るというトラブル発生。今日は、アンプで音を作ろうと考えていたので、ちょっと焦る。
しかも、回しドラムの「チキン」が長~い! 同じことを繰り返していると、何小節目を弾いているのかわからなくなってくるし、汗で弾きにくくなってくる。この曲はキーがBフラットなので開放弦を弾いて休むことも出来ない。しかも、途中でテンポ・アップした子がいて「年寄り殺す気か!」と心の中で叫んでいた。
You Shock the PANDAのリハーサルはうまくいった。ボーカルがSaraなので、ワイヤレスの威力を発揮して動き回れる。ここで、モニターが場所によっては聞こえにくいことを確認しておかなかったことで本番ではえらいことに……。
そして、いよいよ、弁当を残さず食べて(今年の弁当はとても量が多く、少し残しました。ごめんなさい)ついに本番スタート。
オープニングの「we will Rock you 」がすごくかっこいい。
そして、あっという間に1部終了。その頃、ステージ袖には1mぐらいの緑色の棒を抱えた変な集団が現れる。「ディジュ隊」である。みんな一様に顔が引きつっているのが面白い(たぶんオレの顔もかなりのものだったはずだ)。
孝三先生の名人芸から始まって、名古屋校の宮崎君、有馬君、さすがみんなドラマーだからリズムがうまい、ヤマゴンは管楽器的なアプローチで聞かせる。んでオレは、色物に走った。音がとぎれたらかっこわるいので、足にパチカ、手にはプラスチック製バットを装備。なんとか誤魔化して、つじ君にバトンタッチ。最後は全員で妖しい空間を作って、本人達的は盛り上がって終わる。
終了後、ステージ袖では、無事終わった安堵感と高揚感、ディジュという不思議な楽器にトライした一体感で、ディジュ隊全員が握手し合った。
会場を妖しい雰囲気にした、ディジュ隊
というわけで、ここまでの話にはSaraは全然登場しないのだ。
Saraは、金曜日に活を入れられたため、ここまで休火山のようにはしゃぐことなく、スゴしていた。しかし、イベント好きのSaraがこのまま黙っているわけはない。ため込んだエネルギーは後半に爆発するのだ。
「その2」に続く。