続きです。

 ビタミンCによる「メガビタミン療法」というのを提唱したのは、ノーベル賞学者のライナス・ポーリングという博士です。彼は、ノーベル賞を2度受賞していますが、本来ならば3つもらっていた可能性のある人物です。共同研究していた相手が受賞して、これはポーリング博士の功績もあってのことなんですが。


 ビタミンCというものが、いろんなところに使われているというのは、前回でおぼろげながらわかったと思います。

 結合組織や免疫系、対ストレス、それから、忘れてはいけないのは「痛みを和らげる作用」があるということ。モルヒネとかとは違いますが、痛みに対する耐性が上がるようです。危機管理力が上がっているから、警報が鳴らないのかもしれませんニコニコ


問題は、このビタミンCが2時間ほどで体外へ放出されてしまうことで、メガビタミン療法というのは、常時、ビタミンCが体内に残存していて、腸内から身体が欲しいときに吸収できる状態を作ろうというのが、そもそもの趣旨であります。

 個人の能力、環境、その他によって、個々にビタミンCを必要とする時間、量が違います。したがってビタミンCを使いこなすには、このことを覚えておくことが必須です。


 ポーリング博士の著作を読めば、がん患者などは20グラムを毎日採っていたりします。

 日本の基準値ってご存知ですか?


 じつは100ミリグラムなんですね(1日の必要量)得意げ私がこの勉強を始めた直後はまだ、50ミリグラムだったと記憶しています。


 アメリカでも100ミリグラムかもしれません(昔はそうでした)。じつはこれは「壊血病とかを起こさない最低限度の必要量」だったりします。しかし、ビタミンCはいろいろ迫害にも遭って、その効果を否定する実験報告が数多く寄せられました。現在もその傾向は続いています。

 

 ただ、馬鹿馬鹿しい実験報告が多く、ポーリング博士の著作を読んでも、アングリしてしまうような、お粗末なものがあったりします汗アメリカでも、既得権を持つ連中が世論操作によく使う手なんですが。


 たとえば、風邪に対する実験でも、「効果がなかった。」という報告がありますが、そのほとんどが、ポーリング博士の提唱していた量じゃないんですね。「もちろん、そんな馬鹿げた量は採らなかったよ。」なんて実験した科学者が呑気にコメントしていたりします(笑)。初めから結果が決まっている実験というやつですね。


 免疫系に対する実験でも、「ビタミンCはバクテリアなどに対して、効果がなかった。」という報告があるんですが、これも落とし穴があって、ビタミンCは直接ウィルスやバクテリアを攻撃するようなことはないんです。それに、いろんなところに使われているので、病原菌が侵入してきて始めて、免疫系の活性化に使われます。ですから、戦うための武器を作る材料であっても、「兵隊」じゃないんですね。


 そんな穴だらけの報告が多く、おそらくはネガティブキャンペーンだったのでしょうひらめき電球


 ビタミンC(に限らず、サプリメントのビタミンなど全般)は、有資源国家からみたら、非常に安く作ることができるんです。それこそ、薬品とは比べ物にならないくらい。残念ながら日本は無資源国家なので、ミネラルにしてもビタミンにしても高いほうに属しますが、アメリカなんかは、本当に安い。


 だから、がん患者が20グラムなんて途方も無い量を毎日採っても続けられるわけです。


 さて、がん患者に対する効果ですが・・・・これはいろんな複合要素がからむので難しいところ(問題がデリケートってことで)。消えている人もいるんだろうと思いますし、ダメだった人もいます。


 自分が勉強していたときに、教えてくれていた先生のところに一人だけ乳がんの患者さんがこれをやっておりました。正確に言うと、もう一人いましたが、この人は主治医がこの療法に対する理解がなくて、辞める事になり、けっきょく、放射線や手術もしましたがお亡くなりになりました。この方の旦那さんは、教えてくれていた先生のお知り合いだったのですが、あとから「騙された!」と電話で泣きながら、その先生に謝ったそうです。

 さて、一人、淡々と続けた一人のその患者さんは、腫瘍自体は徐々に大きくなって、皮膚から飛び出すくらいにまで大きくなってきましたが、当時は手術といえば乳房の全部を摘出してしまうやり方でした。アメリカではもはやそんなことはやっていなかったのに、日本では平気でまかり通っていて、いろんな悲惨な話も聴きましたが、その女性も、全部摘出するのが嫌だったので、この療法に賭けていたんです。


 しかし、さすがに大きくなってきていたので、当時、近藤先生が「ガンと闘うな」という本を出版されて話題になっていたので、その先生に相談に行き、ちょうどアメリカで部分切除で済ませる技法を学んできた先生を紹介してもらって、そこへ受診に行きました。その先生は理解のあるかただったらしく、この療法は続けても良いこと、それから、あまりにも大きくなっているので、抗がん剤は使うこと。それで小さくしてから、部分的な手術をして乳房を温存する方法をとりましょう、ということで、決まったそうです。その先生は「ここまで腫瘍を置いておいて、大きくする人も珍しい。」と言っていたそうです。検査の結果、転移も見当たらず、その方は、入院中もメガビタミンをしながら、抗がん剤を投与しつつ、最後に手術して、ほとんど術後がわからないような傷口になって、生還しました。


 このことから、ビタミンCといえど、がんをすべて消去してしまうほどの強さはありませんが、少なくとも転移を防いでいる可能性はあります。


 こういう例は稀有なものかもしれませんが、実際に自分がこの眼で見たのはこれが代表例になります。


 摂取量ですが、重症な方ですと、限界までになるので、公にしづらいですが、ビタミンCは過剰に摂取すると、お腹がゆるくなります。

そうです、下痢気味になるんですね。しかし、水を大量に飲めば、水に溶けやすいビタミンCはすぐに体外に出るので、それほど問題にはなりません。


 そこで、限界量の目安は、摂取量を増やしていって、お腹がゆるくなった量の一歩手前・・・・ということです。これは個人差がはっきりでます。結合組織が壊れていっている人ならば、かなりの量が必要かもしれません。当然、その場合、蛋白質も必要ですけれど。


 あと、大量摂取に関して、少し前まで、言われていたのは「ビタミンCを大量に取ると、結石になる。」というデマがありました。


いや、ほんとうにデマだったんですよ。ちゃんとアメリカで検証されて、ビタミンCの無実は証明されています。


 それよりも問題なのは、促成栽培で化学肥料で育った、ほうれん草などに含まれる「硝酸」がどうやら可能性がある、ということのようです。


 これ一つとっても、健康情報というものが、いかにいい加減かわかるでしょう得意げ


 と、今回はこれぐらいで。次回もちょっと続けます。


 でも、この療法は個人の判断でお願いします。基本的には認められておりませんから(ぉぃ)。私に文句を言われても責任は取れませんからね(ぉぃ)。


 え?自分は当然、やっていますよw量はいろいろ変えてますけど。