この患者様(Mさん・30代・女性)は、肩こりと顎関節症で来院。過去に何回か施術させていただいた方でもある。
問診等で、数日前にお酒を飲んだものの、嘔吐していることも判明。
内臓のエネルギー的な見地から言うと、顎関節の問題というのは、消化器と直結していることがほとんどである。経絡から見てもそれは妥当な判断であろう。重力線的な狂いは、とくに前後方面に生じてくる。これは腹圧の変化によってもたらされることが多い。
カイロプラクティック的なことで言うと、頚椎症候があり、レッグチェックは右足の短足症候であるが、視点を変えれば左梨状筋の問題があり、左足首の問題等を抱えている。ディアフィールドでは-Dに一見見えるが、どちらかといえばXDかBCSというところか。仙骨後頭骨テクニックならば、カテゴリーⅡの典型である。
腹圧を調べ、中脘という経穴の反応を調べる。陽性であった。頚椎コンパクションなど検査を続ける。
下半身のエネルギーラインを刺激していき、仙腸関節を締め下半身を安定させる。次に上半身に移り、右肩の捻れを解除、左腕のラエネルギーラインの検査と調整、後頭骨の右サイドスリップの矯正、頚椎の矯正を行い、顎関節の安定を図る。この時点で顎関節はかなり正常に動くようになっている。
腹部の中脘という経穴を再度触診するも、ほぼ治まっている。
残り背部の問題をクリアーにして、最後に頭蓋骨のリズムを戻して終了。
珈琲を飲むのを控えるように指示して、初回は終わる。終了後に「軽くなったわ。」と言っていただいた。
Mさんが帰宅しての話であるが、夜は早いうちに眠くなり、翌朝、寝坊して子供に起こされたそうである。私の施術を受ける人で、こういうことがけっこう起きる。体のエネルギーの停滞が解除されることと、緊張状態の神経が、リラックスすることによって、体が補給状態に入り、眠くなったり、いつも以上に睡眠時間をとってしまう(寝過ごすこともある)。施術中に眠られる方もおられるが、わずかな時間であっても、その睡眠は、身体に莫大なエネルギーを供給する。
Mさんは2日後も来院。顎が普通に動くので嬉しいとのこと。症状はほぼない。エネルギー的にはまだ残っているので、施術の続きを行い、この回も終了。
現時点では体は快調であるとのこと。感謝である。