引越しの季節です
おかしなものね
忘れたころに見つかるなんて
まるで青春の思い出そのもの
なんていう歌がありました
あれは4月の、4日だったかな
前日の雨がうそのような
いいお天気の日でした
あれからどれくらい経ったのでしょう
もう二度と会えないひとの
どれほど多いことか
思えば人生の中で出会うひとの多くは
二度と会うことのないひとなのでしょう
最近おぼえた引越しのうた♪
引き出しを開ければ
あなたの忘れ物が
かたづけられずに
今もそのままそこにある
少しずつ毎日
あなたの着てた服や
部屋からにおいが
消えていくような気がする
アルバムを開けば
あなたの笑い声が
今でもかすかに
きこえるような気がする
あのひとに最後に会ったのは
いつのことだろう ―――