ル・マノワール・ダスティン 育ちのよいレストランでした・・・。
東銀座の「カーヴ・ド・ヴィーニュ」と同じ系列なんですね。
あそこは、カジュアルでワインおたく的な雰囲気もありますが、
「ワインに一生懸命」なパッションは好感が持てるし、
オーソドックスだが日本人らしい繊細なお料理がおいしいから結構お気にり・・・。
さて、「ル・マノワール・ダスタン」。雨のそぼ降る土曜日の晩、
古くからの友人をともなって初めて出かけてみました・・。
最近、カフェやらブラッスリーだのが続いていたので、
久しぶりの「レストラン」でのフレンチ、
ちょっとオシャレして臨みました。
入り口からクロークを経て客席に誘導するまでの流れ、なかなかスムース。
ああ、「レストラン」なんだ!・・・と気が引き締まります。
散々迷った挙句、前菜とメイン、好きなものを選ぶことにしました。
◆一口ブーダンノアール(これは突き出し。「カーヴドヴィーニュ」と同じ味!)
◆にんじんのムース ウニ入りコンソメジュレとともに
◆アスペルジュブランのバターソース(ああ、季節のホワイトアスパラ!)
◆牛ほほ肉の煮込み マデラ酒ソース 鎌倉野菜とともに
◆フロマージュ
◆三色チョコレートのデザート
お酒は、グラスシャンパンで乾杯。
その後、ジュヴレイ・シャンベルタン
(これ失敗。ほほ肉には酸味が強すぎ・・。ソムリエさんに聞けばよかった。)。
期待した通りの味にプラスして必ずうれしいオドロキがあるベーシックフレンチ・・・。
日本人に生まれてよかった!と思います。
にんじんのムースは、にんじんそのものよりもにんじんらしい味がします。
ムースにすることで、にんじんの良いところがぎゅーっと凝縮されています。
上に乗っているコンソメジュレは、さぞかし味が濃い目で野菜の味を引き立てるのかと
想像していたら、あにはからんや、あっさり薄味で、むしろにんじんのクセを消している・・。
さすがですねー。
さりげなく入っているウニも、にんじんとミックスされるとエレガントに変身。
で、ホワイトアスパラガスを経て、いよいよメインの牛ほほ・・・。
はっきり申し上げて、やられました! 脱帽です・・。
普通、牛ほほ肉の煮込みって、食べ終わるころにはソースを吸い上げてしまって、
最後にはお皿が肉の繊維と白い脂で見苦しくなる傾向にありますよね?
で、ソースを吸っているわりには、どんどんお肉はカサカサに繊維状になっていく・・・。
が、こちらのほほ肉は、一体どうしたんでしょうか!
ナイフで切ると、繊維状にほぐれるのではなく、ナイフの切り口も美しく、
スパーっと切れる。でも口に含むと限りなくトロトロ。
最後の一口までそのみずみずしさやプルプル感はキープされ、
お皿は美しいままでした。
あらま不思議!
エリクシール・シュペリエルを愛用しているウシしか使わんのであろうか・・・。
いやいや、きっとお料理法に秘密があるんでしょう。
これほどエレガントな牛ほほ肉の煮込みは初めてでした。
フロマージュのセンスも良く、
繊細できめ細かい「絹の舌触り」のフロマージュがたくさんあり、
解説も楽しめました。
ソムリエさんもウエイターの人も、どんな質問にも答えられるようになっており、
危なげない快適なサービスでした。
ドレスコードとしてはけして高くない感じですね。
かしこまった感じではない好感の持てるお店です。
ダークスーツやカクテルドレスよりもドレスコードとしては低いけど、
素材としてはよりデラックスな服を選んで出かけたくなるお店です。
冬ならカシミアのジャケットで。
今からの季節ならシルクリネンツイードのジャケットなぞ・・・。
仕事している日にはちょっともったいなくって着られない、
デリケートな高級素材の服をあえて選んでみたくなる
・・・というお店でした!
あ、でもとても不思議なのは、
店内にひとつも「花」が飾られていませんでした。
なんだか、華やぎと特別感がないなーと思っていたら・・・。
そのかわりに、卓上には、ガラス器に入ったビー玉が・・・。
これはなにか特別な意味があるんでしょうかね。
あえて、マイナス点を探すとしたら、そこだけです。
たのしい週末の夜でした!


あそこは、カジュアルでワインおたく的な雰囲気もありますが、
「ワインに一生懸命」なパッションは好感が持てるし、
オーソドックスだが日本人らしい繊細なお料理がおいしいから結構お気にり・・・。
さて、「ル・マノワール・ダスタン」。雨のそぼ降る土曜日の晩、
古くからの友人をともなって初めて出かけてみました・・。
最近、カフェやらブラッスリーだのが続いていたので、
久しぶりの「レストラン」でのフレンチ、
ちょっとオシャレして臨みました。
入り口からクロークを経て客席に誘導するまでの流れ、なかなかスムース。
ああ、「レストラン」なんだ!・・・と気が引き締まります。
散々迷った挙句、前菜とメイン、好きなものを選ぶことにしました。
◆一口ブーダンノアール(これは突き出し。「カーヴドヴィーニュ」と同じ味!)
◆にんじんのムース ウニ入りコンソメジュレとともに
◆アスペルジュブランのバターソース(ああ、季節のホワイトアスパラ!)
◆牛ほほ肉の煮込み マデラ酒ソース 鎌倉野菜とともに
◆フロマージュ
◆三色チョコレートのデザート
お酒は、グラスシャンパンで乾杯。
その後、ジュヴレイ・シャンベルタン
(これ失敗。ほほ肉には酸味が強すぎ・・。ソムリエさんに聞けばよかった。)。
期待した通りの味にプラスして必ずうれしいオドロキがあるベーシックフレンチ・・・。
日本人に生まれてよかった!と思います。
にんじんのムースは、にんじんそのものよりもにんじんらしい味がします。
ムースにすることで、にんじんの良いところがぎゅーっと凝縮されています。
上に乗っているコンソメジュレは、さぞかし味が濃い目で野菜の味を引き立てるのかと
想像していたら、あにはからんや、あっさり薄味で、むしろにんじんのクセを消している・・。
さすがですねー。
さりげなく入っているウニも、にんじんとミックスされるとエレガントに変身。
で、ホワイトアスパラガスを経て、いよいよメインの牛ほほ・・・。
はっきり申し上げて、やられました! 脱帽です・・。
普通、牛ほほ肉の煮込みって、食べ終わるころにはソースを吸い上げてしまって、
最後にはお皿が肉の繊維と白い脂で見苦しくなる傾向にありますよね?
で、ソースを吸っているわりには、どんどんお肉はカサカサに繊維状になっていく・・・。
が、こちらのほほ肉は、一体どうしたんでしょうか!
ナイフで切ると、繊維状にほぐれるのではなく、ナイフの切り口も美しく、
スパーっと切れる。でも口に含むと限りなくトロトロ。
最後の一口までそのみずみずしさやプルプル感はキープされ、
お皿は美しいままでした。
あらま不思議!
エリクシール・シュペリエルを愛用しているウシしか使わんのであろうか・・・。
いやいや、きっとお料理法に秘密があるんでしょう。
これほどエレガントな牛ほほ肉の煮込みは初めてでした。
フロマージュのセンスも良く、
繊細できめ細かい「絹の舌触り」のフロマージュがたくさんあり、
解説も楽しめました。
ソムリエさんもウエイターの人も、どんな質問にも答えられるようになっており、
危なげない快適なサービスでした。
ドレスコードとしてはけして高くない感じですね。
かしこまった感じではない好感の持てるお店です。
ダークスーツやカクテルドレスよりもドレスコードとしては低いけど、
素材としてはよりデラックスな服を選んで出かけたくなるお店です。
冬ならカシミアのジャケットで。
今からの季節ならシルクリネンツイードのジャケットなぞ・・・。
仕事している日にはちょっともったいなくって着られない、
デリケートな高級素材の服をあえて選んでみたくなる
・・・というお店でした!
あ、でもとても不思議なのは、
店内にひとつも「花」が飾られていませんでした。
なんだか、華やぎと特別感がないなーと思っていたら・・・。
そのかわりに、卓上には、ガラス器に入ったビー玉が・・・。
これはなにか特別な意味があるんでしょうかね。
あえて、マイナス点を探すとしたら、そこだけです。
たのしい週末の夜でした!

