小論文課題:課題文式の問題 | 日常メモ

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資料を読み,「既知のメッセージ」と「ニューメッセージ」について,あなたが生活していく上でどのように生かしていくべきかまとめなさい。
(60分・1000字)


 1 出題趣旨
   課題文型問題です。課題文型問題では,まず問題提起部分で本文の要約をして,問題提起をすることを忘れないようにしましょう。本文では,東日本大震災における原子力発電所の事故について,筆者の立場から意見を述べています。その際に,毎日新聞の記者の解説が既知のメッセージとニューメッセージの割合が適当(8対2)であったことからもっとも良く伝わったことが述べられています。自分の生活に生かしていく上でという部分に震災や原子力発電所の事故に触れる必要はありませんが,本文の要約では触れても構いません。


 2 参考答案例
   本文では著者が,東日本大震災における原子力発電所の事故のニュースを見て,毎日新聞の記者の解説がもっとも簡潔で明快であったという体験が述べられている。すなわち,記事には,「既知のメッセージ」が8割,「ニュー・メッセージ」が2割の時にもっともよく伝わるとされており,この法則に前述の解説がもっとも近かったからである。では,この既知のメッセージとニューメッセージの法則をどのように私の生活の中で生かしていくべきか考えてみたい。
   この点,既知のメッセージとニューメッセージを使い分けて伝えるという行為は,生活の中ではあまりなく,生かしていくことが不可能だという考え方もある。
   しかし,既知のメッセージとニューメッセージを使い分けて伝える行為が生活の中にないと考えるのは早計である。
   なぜなら,相手の知らないことを伝えるという場面は生活の中でもいくつも存在するといえるからである。例えば,アルバイトなどで新人の人に研修をする場合や,勉強において先輩から後輩に教える場合など,生活のあらゆる場面で伝えるという行為を行っている。私も,部活動で後輩にアドバイスする場合などにおいては,新しい物事を伝えるという行為を行っている。
   そうだとすれば,本文にあるように,上述のアドバイスなどをする場合には,ニュー・メッセージだけにならないように,後輩や新人,友人などメッセージを受け取る人が知っている既知のメッセージも交えながら,既知のメッセージとニューメッセージの割合が8対2になるように,生かしていくことが考えられる。
   以上より,私は生活の中で,相手が知らないことを伝えるという場面で,この法則を生かしていくべきと考える。