小論文課題:部活動での応援の仕方 | 日常メモ

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あなたは部活動の顧問の教師です。最近,部活動内で,応援の仕方について,音が鳴る楽器を使うか否かで議論が起こりました。以下の双方の言い分を聞きながら,あなたであればどのように指導するかを答えなさい。

・楽器の導入に賛成の意見
   「どこの学校でも楽器を使って応援しているし,応援に楽器があれば,気分が高まって,試合に集中できる。だから是非,音が鳴る楽器で応援してもらいたい。」

・楽器の導入に反対の意見
   「音が鳴る楽器は品が悪いし,声を出さない応援では,応援の必至さが伝わらず気持ちが入らない。チームメイトの声も聞こえづらいし,うるさいだけなので辞めて欲しい」

  (1時間・800字)


 (1)出題趣旨
     これは,いわゆるLSAT型問題です。事案が与えられてあなたならどう答えるかなどを聞かれます。課題文型と同じように解いていけば良いですが,質問内容が変わっていたりするので気をつけましょう。
     今回は,楽器の導入賛成派と反対派の意見が書かれているので,相互の利点・問題点を考慮しつつ,自分の意見を述べることになります。各意見をしっかり取り入れることを忘れないようにしましょう。

 (2)参考答案例
     部活動において,応援は選手の気持ちを高めたり,一体感を出すために重要な要素である。応援があるからこそやる気が出る選手も多い。では,いわゆる鳴り物を応援に使うことは妥当なのか,考えてみたい。
     確かに,賛成派の意見のように,楽器があれば声や手拍子の応援よりも音が大きいので伝わりやすく,気分が高まるということも考えられる。
     しかし,反対派の意見のように,応援に気持ちが入らず,音が大きすぎるため,試合の場合,チームメイトの声が聞こえないなどの欠点もある。
     この点,私は,応援について鳴り物の使用は妥当ではないと考えることから,使用を止めるよう指導する。なぜなら,賛成派のように,伝わりやすいという面は否定できないが,試合においては,チームメイトとの意思の疎通が勝敗や戦術にも関わる面が多く,試合に勝つためには,声が相手に伝わると言うことが重要であることから,鳴り物のデメリットのほうが大きいためである。
     例えば,最近のサッカーワールドカップでは,ブブゼラという大音量を発する民族楽器の応援により,ピッチ上の選手達の声が聞こえないという事態があった。これでは,普段から声による意思疎通を重視しているチームでは,チームワークに支障が出て,試合を優位に進めることが困難である。
     以上のように,私は,試合において楽器を応援で使用することは止めるよう指導する。
(約600字)