小論文課題:女性とスポーツ環境 | 日常メモ

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『女性とスポーツ環境』(石田良恵著・2005年・モダン出版)110頁~112頁「女性は男性の記録を超えられるか?」を読んで,女性が男性の記録を超えることができない理由を要約し,女性としてはどのようにスポーツと関わっていくべきか,あなたの意見を述べなさい。
(1時間・800字)


 (1)出題趣旨
     今回は,実際に書かれた文章を読んで要約し,女性とスポーツの関わりという抽象的で難しいテーマを解かせることで,考える力を鍛えることを目的として出題しました。
     女性が男性の記録を超えることができない理由を簡単に要約し,それを踏まえた上で,自分はどのように考えるか。特に女性の立場からどうスポーツに接していくのが良いかを問題点を捉えながら書いていくことが必要となります。

 (2)参考答案例
   ア 要約
     女性と男性の筋繊維の特性は男女差が認められない。しかし,筋そのものではなく,男性より小型であり,体脂肪率が男性の2倍近いという身体的な特性による総筋力差によって,男性の記録を女性は超えられないのである。
   イ 女性とスポーツとの関わり
     本記事にあるように,身体的特徴という変えようのない事実によって,女性は男性の記録を超えることはできない。では,女性はどのようにスポーツと関わるべきなのか,考えてみたい。
     私は,女性と男生とが競うのではなく,男女の違いを認識して,それぞれにあった結果が得られることが重要であって,女性が男性の記録を超える必要はないと考える。
     確かに,スポーツの世界においては,男女関係なく,記録を重視するという考え方もある。しかし,男女の身体的特徴は,変えることができず,無理に変えようとすれば,ドーピングのような健康を害する可能性のあるものに頼らざるを得なくなってしまい,妥当ではない。
     そこで,やはり違いは違いと認識して,男女それぞれで結果を得られれば十分だと考えるのが良いと思う。例えば,筋力などの身体的特徴が重視されるハンマー投げ等では重量を変えたり,100メートル走などでも女性と男性とで記録を分ければ良い。反対に,マラソンスイミングや100キロメートルマラソンなど,男女混合で行っても差のでないような競技では,タイムを競えば良い。
     以上のように,女性は男性と競うのではなく,個々の違いを認識して,それぞれに合った結果を得るというようにスポーツと関わっていくべきと考える。

(約650字)


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