食べログに思う | 日常メモ

日常メモ

日々の日常を日記形式で記録しております。興味のあるものは法律,小論文,酒です。日常的に酒を嗜んで生きております。



東京・志ま平


私は月に1度程,東京に行く。目的は酒屋・居酒屋巡りである。東京には10年来の友人が数名おり,彼らを誘って酒屋や居酒屋を巡るのである。


さて,東京に「志ま平 」という蕎麦屋がある。食べログではかなりの人気店であり,まだまだランチ営業をしている際に私も1度訪れたことがある。その時の経験を記しておきたい。


まだ20代だった頃であり,友人2名と連れだって駅から坂道を10分ほど登ったところに,かの店はあった。民家のような佇まいで,入るに躊躇するような入口の狭さであった。


昼も早い時間であったためか,カウンター奥には常連らしき女性客1名のみ。カウンターの中には強面の店主がいた。


挨拶して入るも店主から返答はなし。靴を脱ぎカウンター入り口側に着座した。店主は相変わらず不愛想であり,注文するまで常連客と会話をしており,私たちには興味がない様子であった。


蕎麦を注文。2色のものをお願いした。日本酒があるようだが,種別は不明であり,店主に聞く必要があるようだが,店主に聞ける雰囲気ではないのでパスした。蕎麦屋で日本酒若しくは蕎麦焼酎を頂かないことは私にとっては極めて珍しい。


ほどなく注文した蕎麦が到着。提供時間は思ったよりも短かった。ここで,いつもであれば写真を撮っても良いか許可を頂くのであるが,友人との会話に勤しんでいたためか,恥ずかしながら断りを入れずに写真を撮ろうとしてしまった。


すると,先ほどまで無言であった強面店主が突然,烈火のごとく怒り,「写真を撮るときは一言断れ」「最近はそうやって勝手に撮るやつがいるんだ」などと言われた。


確かに私に非があるのは明らかである。謝罪し,もう一度「写真を撮ってよろしいですか?」と聞き直した。しかし,店主は無視。黙々と作業を続け,明らかに不機嫌なままである。


その後の食事はそれはつまらないものになってしまった。蕎麦は薫り高く滋味深いものであり,蕎麦の細さは繊細な仕事を現している。するすると入る良い蕎麦である。


生まれも育ちも長野である私にとって蕎麦は身近であり,親類に蕎麦屋を営む者もある。したがって,かなり蕎麦を食べてきたと自負しているが,それでも良い蕎麦と感じるものであった。


しかしながら,今回はいけない。飲食店では味わいはもとより雰囲気が非常に大切と考える私にとって,店主の対応はかなりガックリくるものであった。謝罪しているのに受け入れて頂けないことも残念である。


その後,美味しいはずだが美味しくない蕎麦を3人で無言で食べ進め,蕎麦湯をもらい,店を後にした。何とも居心地の悪い店であった。なお,蕎麦湯は蕎麦の質からしてもっと良いものが出てきそうなものであるとの感想を抱くものであった。


店主は常連と思しき女性客とは会話を愉しんでいるようであり,私のような失敗をしなければ通いたくなる店になるのではないだろうか。私は2度と行かないけれども(苦笑)。


-----


さて,やっとタイトルの話に入りたい。食べログにも同じことを投稿しようと思って投稿したが,「投稿数が少ないものは低い評価ができないという」仕様であり,思った投稿ができなかった。


すなわち,幾人かは私と同じような感想を持っているのかもしれないが,食べログではそれらの意見は反映されていないということである。


志ま平の評価が高いのにも裏があると勘ぐってしまうのであった。