東京都知事選、終盤です。

 

それぞれの候補により、選挙戦術が異なります。

小池百合子現都知事は、無所属ですが、実は皆さん

ご存知の通り、自民党と公明党の政府与党が応援しています。しかし、最近自民党の人気がないので、人目に付く形では応援していません。目立たないように支援しています。

 

 

 

蓮舫さんは、立憲民主党をやめて立候補しましたが、

実際は、立憲民主党や共産党の支持を受けています。

都知事選に落選すれば、再び国政に戻ると推測されます。

本人もそれを否定していません。

 

石丸信二さんは、完全な無所属です。打診もあったようですが、既存勢力の協力を受けるとその後の自由な活動の妨げになると、無所属にこだわっています。無党派層が支持の中心になっています。

 

有権者数は約1150万人。

小池さん150-250万票、蓮舫さん100-150万票が組織票とみなされています。ただし、組織票といっても、実際投票するのは個人なので、誰が誰に投票したかは当然分かりません。組織票が有効なのは、政治に興味がない人たちで、「誰に投票してもどうせ結果は同じでしょ」と思っています。それならば、自分の職場や属している組織が推している候補に入れようとなります。

みんなが自分の頭で考えて、判断して投票すれば組織票の力は弱まります。完璧な人はいないので、どの候補も弱点はあります。消去法で選んでいって、一番ましな人を選べばいいのです。

ちなみに私も、とある組織に属していて毎回特定候補への投票の依頼が来ますが、一度も従ったことはありません。自分で考えて、決めています。

7月7日の東京は暑いと予想されていますが、それ以上に都知事選の熱気の方がすごそうです。

 

皆さん投票に行って、投票率70%を超えましょう。