1976年6月号の月刊Gun誌

その第一特集が「米海兵隊も驚く国本圭一の早撃ち」です。

スマートな国本圭一氏!カッコ良すぎます!

当時、このレポートに度肝を抜かれました。

本家本元は米国、その米兵の前でコルト・シングルアクション・アーミーの早撃ちを披露し、「拳銃の早撃ちは、アメリカのマーシャル・アーツ(武術)なのです」とテレビレポーターに述べています。

言えば、タイ式ボクシング、日本の柔道や空手を発祥地でない国の人間が、そのテクニックを披露しているような感覚です。

でも、そこは多民族国家である米国、懐が深いですね。


感化された私は「海外に出なくてはならん!」と思いながら、今までズルズルと日本国内にいて還暦を迎えてしまったヘタレなのでありました。


500円貯金資金でネット購入したイーストAのダブルガンベルト!

数年前からガンプレーの練習を始めました。

トルネード吉田氏、TKHero氏の動画を参考にして、早撃ち(一向にスピードがアップしていない)、スピン、トラップ、投げ技を練習。

しかし、水平スピンは難しい!よく出来るなあ。

最初はハンドグリップを使って、背面腰からの投げ技、肩越しの投げ技を練習。肩越し投げは、まだラバーモデルではやっていません。

上2挺がタナカ製ヘビーウエイトのガスガン、下2挺が HWS製ラバーモデルです。


最初は専らラバーモデルでの練習!

周りに布団を敷いてはいますが、あらぬ方向に飛ばしまくり落としまくりで、ガン本体と部屋、畳や襖(元々破れ箇所あり)に被害続出!

パーツではハンマーのノッチやトリガーの擦り減りが早いため、HWSに一度に2〜3個のオーダーを何度もしました。

幸い、折れ易いと言われるトリガー&ボルトスプリングは一本折れたきりです。

国本圭一氏が監修した国際産業時代のSAAは、ボルトスプリングが折れ易かったことから、ピアノ線タイプでした。(こちらは高校生の頃、半額セールで2挺買ったのですが、どこかに紛失したのか誰かに譲ったのか、手元にありません。)


HWSのラバーモデル





メインフレーム(グリップ近く)にクラックが入ったので瞬間接着剤で修理、これでなんとか使用できます。

シリンダーが空回りし始めるため、ステンレスチップを組み込んだノンスキップド・シリンダーへの交換は必須です。でも、ステンレスチップが外れてしまうため、ここも接着剤で固定しました。


2挺とも、見るも哀れな姿になってしまいました。まあ、トレーニング用なのでこれくらいのダメージがあった方が貫禄がついて良いのかもしれません。


タナカワークスのヘビーウエイト・ガスガン


握ってみると、HWSラバーモデルに比較してフロントベビー。スピンさせると良く分かります。

度重なる落下事故でエジェクターチューブを支える部分にクラック発生!

更に、エジェクターチューブのスクリューが馬鹿になったので瞬間接着剤を注入したけれど(トルネード吉田氏がこの作業を最初にやることを推奨している)、ヘビーウエイト材質には効果がなく、輪ゴムで凌ぎ!


ラバーモデルのカートリッジ

空撃ちにより中のナットが緩んでくるので、たまにマイナスドライバーで締めてあげます。



この夏は酷暑で、練習をサボっています。


10月には四日市市でファストドロウコンテストが開催されるので、是非見学してみたいですね。実際に見ると細かなところまで確認出来て、YouTubeの情報とは比べものにならないだろうと思います。