人生に影響を与える本はこれまでの何冊かあったが、この本もその1冊にあげることができる。

 

ネットで紹介されていて、全く期待せずに読んだ本であるが予想をはるかに上回る面白さだった。

 

著者は就職氷河期にブラック企業に就職。

毎日15時間労働の厳しい環境の中、就職氷河期であったため、転職もままならず、ブラック企業から脱出するために節約して貯蓄・投資にはげみ、1億円を貯めた人物。

 

質素な生活に悲壮感はなく、むしろそれを楽しんでいる姿に感動した。

そして20年10か月かかって安月給にもかかわらず1億円を貯めたのである。

 

基本的には“支出を極限まで減らす”という方法により億り人となった著者であるが、貯金は最強の精神安定剤になるとの主張には共感。

 

私も妻と近く離婚する予定であるし、頼れるのは自分の健康体と貯金ぐらいなものなので、特に強く共感したのであろう(笑)

 

という訳で、現在楽しみながら結構質素な生活を送っている。