著者は医師。

老後に不安を抱えながら生きる高齢者が増える中で、必要以上に不安に思ってしまうのは止めて生涯現役でいこう、というのが本書の主旨。

 

そのためには、まず良好な健康状態を維持すること。

何をするにも健康であることが前提なので、これは当たり前ではある。

健康を保つ秘訣はとにかく動くことと自律神経を整えることが重要である。

いくつになっても好奇心を失わずにやりたいと思ったことは年齢を理由に躊躇せずにやってみることが大事。

 

よく物事は「心・技・体」が大事だという話があるが、本当に大切なことは「体・技・心」である。

つまり、動ける体を維持しつつ、趣味を楽しむ。そうすれば心は安定する。

 

自律神経を整える方法がたくさん記してあるため、参考になった。

 

老後の不安を無くすのは、何よりも健康状態の維持が大事ということなので、引き続き筋トレしつつ、食事や生活習慣に留意して「老後なんて意識しない」ように生きていこうと思った。