私の大好きな作家の一人である染井さんの初のホラーミステリー作品。

 

発売日が:待ち遠しくて「発売前に本屋に並んでいないか」確認に行った(笑)

 

(Amazonより引用)

千葉県松戸市の結婚相談所でアドバイザーとして働くシングルマザーの平山亜紀は、仕事で顧客とトラブルを起こして以降、無言電話などの嫌がらせに苦しめられている。
亜紀の息子・小太郎が通う旭ヶ丘小学校の6年2組でも、クラスメイトの女児が失踪するという事件が起きていた。
事件後に休職してしまった担任に替わり、小太郎のクラスの担任を引き継いだ長谷川祐介は、クラス委員長の倉持莉世から、クラスの転入生の母親が犯人だという推理を聞かされて戸惑うが、今度はその莉世が何者かに襲われ意識不明の重体となってしまう。
特定のクラスの周辺で立て続けにおきる事件の犯人は同一なのか、またその目的とは。

 

登場人物がそれほど多くないため、ある程度犯人の予想はついたものの、動機や人間関係が予想を超えていて最後まで一気読みさせられる傑作だった。

 

本作は、シリーズ化しても面白いし、映画化しても支持を得られるであろう。

こんなにも面白いホラー作品も書ける染井さんはすごいな~。