父親が娘を助ける(または娘のために復讐する)というストーリーの作品は、私の大好物の作品だ。
邦画なら『さまよう刃』、洋画なら『96時間』みたいな作品だ。
私も娘を持つ父親としてこうした作品を観る度に心が熱くなり、「娘よ、何があってもパパが助けるからね」という気持ちになるものだ。
一方の娘はそうした私をウザく思っているのだが…
父親の心、娘知らず
さて、話を戻すが・・・
スティールウォーターはこんな内容。
アメリカの田舎町スティルウォーターで働く男性が、恋人を殺害した容疑で逮捕された娘に面会するためフランスを訪れる。娘の無実を晴らそうと奮闘する彼は、あるフランス人女性とその娘に助けられながら、言語の壁や文化の違いなどに立ち向かうことになる。
Stillwaterは米オクラホマ州の地名だったんだ…。知らなかった
娘のために必死に奮闘する父親の姿は、感動する。
しかしながら、娘が父親をとても嫌っている理由が分からなかったり、全体を通して大きな起伏もなく、加えて、暗く、とても退屈に感じる作品だった
私が『96時間』のように、娘を救出するために悪人をバタバタと倒していくような内容を期待していたから退屈に感じたのかもしれないが…。