かなりインパクトの強い表紙が印象的だが、中身の文章もそれに負けてはいない。

 

言語学者の川添さんが東大の小冊子『UP』(「ユーピー」と読む)の連載をまとめたエッセイ。

 

特徴は、タイトルにみられるようにプロレスの話題が非常に多いこと、また、40代以上の世代しか理解できないギャグが多いことである。

 

しかも、おやじっぽい文章(内容)なので、女性のような名前の言語学者のおっさんの本だと思いつつ、読了。ネットで著者を検索すると実は女性であった(笑)

 

言語学を語りつつも、飽きのこない内容で一気読みさせられた一冊であった。